《ミツル放送回》
今回は、前回までいたパースより、一気に飛行機で北上して、
ファームジョブ(農園仕事)で有名な町・カナナラまでやってきました。
ここは、オーストラリアの中でも特有の自然が見られる
“キンバリー”と呼ばれる地域で、国内ではここでしか見られない植物、
バオバブの樹が生えていることで、名の通った場所でもあります。
ここカナナラにやってくる人は「豪州をホリデーでゆっくり過ごしたい」
といったタイプの人ではなく「ガッツリ働いてしっかりお金を貯めたい!」
と思ってやってくる人が大多数の場所なのですが、
今回はそんな場所で出会った旅人・ダイスケさんに、いろいろなお話を訊いてみました。
バオバブの樹は、地球上の存在する樹の中で一番大きな樹だそうで、地元住民からはバオバブは聖霊が宿る樹として古来より信仰されてきたそうです。
このダイスケさん、ダイビングのインストラクターをなさっていたそうで、
今回はオーストラリアの海のダイビングはもちろんのこと、
その他世界中の海をダイビングで潜る目的のために日本を離れてきたそうです。
オーストラリアの海の代名詞といえば「グレートバリアリーフ」
と呼ばれる海の一帯がありますが、ダイスケさんは豪州に着くやいなや、
現地のダイビングショップで働いていたそうで、そこにいた時に体験したという、
2012年11月に発生した皆既日食のお話はかなり印象的でした。
グレートバリアリーフは、オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯。200万年前から生息する珊瑚礁が少しづつ成長して、全長2000Kmにも及ぶ世界最大の珊瑚礁が出来上がったらしく、現在でも成長は続いているそうです。
そのインストラクターをなさる前は、地元の銀行の職員をなさっていたとのことで、
そこに至るまでの大学時代の心境のお話も、いろいろ訊かせてもらいました。
一緒に小高い山を登ったあとのダイスケ・ダイビングインストラクター。
この先、ダイビングに関する事業を始める予定中とのことで、期待して見守っていたいと思います。
この辺りのお話は、個人的には現在社会に出て働いている人よりも、
大学生・高校生の人たちに聴いてもらいたい言葉・意見に感じました。
(iTunesからお聴きになる方は、こちらからどうぞ)
<さくいん>
・02’34″~ 元銀行員のダイビングインストラクター
・04’30″~ 大学生の時の心境
・05’50″~ 宮古島のダイビングの魅力
・07’57″~ ケアンズでのダイビングショップの仕事
・09’42″~ 船の上で見た感動の皆既日食
・12’01″~ わずか500ドル(5万円)で買った車
・14’59″~ 3000ドル(30万円)で買った車が1週間で廃車に…
・15’36″~ タスマニア島のチェリーの仕事
・17’49″~ 運転中に道路に飛び出してくる動物
・19’06″~ エアーズロックで大量発生しているハエ
・20’55″~ グレートバリアリーフのすごい珊瑚
・22’15″~ 海の透明度の解説
・24’02″~ 中性浮力についての解説
・27’49″~ 80歳の老人のオニヒトデ接触
・29’39″~ 自分の旅で一番大事にしていること
アフタートーク
・34’52″~ 就活前の大学生の悩みについて
【次週予告】
8月15日配信予定。次回(リョウヘイ放送回)は、刀鍛冶についての造詣が深いてっちゃんにインタビューをしてみました。どうぞお楽しみに!