第097回【コロンビア / メデジン】日本とコロンビアの“架け橋”の日本語教師 後編

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<現地在住!日本人に訊こう>

《アキ放送回》

前編の放送はこちらです
今回も、南米はコロンビアの第二の都市メデジンで
日本語教師のお仕事をされているかおりさんへのインタビューの続きです。


④パジャマパーティー

メデジンのかおりさん宅にて、日本語学校の生徒たちとたこやき&パジャマパーティーのひとこまより。パジャマを着る前の様子です。みんな無邪気で楽しそうですね。




観光地としてはあまり日本人には知られていないメデジンですが、
毎年8月第一週には有名な「Feria de las flores(花祭り」が行われたり、
12月にはナショナル・ジオグラフィックマガジンにより、世界ベスト10
に選ばれるほど美しいクリスマスのイルミネーションが飾られたりと、
その時期は世界中から観光客が訪れるそうです。



⑤花祭り

これが「花祭り」恒例の、Silleteros(シジェテロス)のパレード。昔、メデジン近郊のサンタエレナ村で花を栽培している農家の人々が、イス(シジェタ)形の背負いカゴに花をたくさん入れ、メデジンの町まで売りに来たことに由来しているそうです。



しかし、メデジンもコロンビアの多くの都市と同様に、
メデジン内も地区によって大きく雰囲気が異なります。
旅行者の方は、始めに地域の安全性を確かめてから宿を決め、
特に夜のセントロ(中心街)を単独で出歩いたりすることのないよう、
十分に気をつけて欲しい とアドバイスを頂きました。

男性と対等に高等教育を受け、社会進出を遂げる自立した女性も多い一方、
シングルマザーが多く、マチスタ社会が目立つ層もあるコロンビア。
階層による大きな生活格差が受けられます。
お仕事を通して直面された、貧困層の青少年の抱える複雑な心理、
現実の根っこにある複雑な背景などについてもお話し頂きました。

階層に関わらず、子供たちが平等に教育を受けられるようになってほしい
というコロンビアへの希望、そして貧困層の子供たちの視野を広げ、
可能性を与えられるような活動をしていきたい、と将来の展望を語るかおりさん。


(⑤メディジン住宅街)

かおりさんが住むメデジンの住宅街を上から撮った様子です。コロンビアの訪れた際は、気軽に連絡を下さい と言ってもらえたので、もし行かれる方は「旅人に訊こうを聴いて知りました」と伝えてもらえればと思います。




そんなかおりさんの日々の活動が拝見できるBlogはこちらです
http://ameblo.jp/nihongo-club-medellin/




(iTunesからお聴きになる方は、こちらからどうぞ)


<さくいん>
・00″52″~ 児童に対する二つのプログラム
・03″49″~ 格差社会が大きいコロンビア
・05″09″~ 受ける教育によって大きく異なる
・06″48″~ 国際色豊かなミーティング
・09″06″~ コロンビアに対する希望
・11″57″~ 日本とコロンビアの架け橋作り
・12″17″~ メデジン観光のオススメどころ
・13″24″~ 8月の第1周にある大きな花祭り

アフタートーク
・17″01″~ かおりさん宅にいる旅行者たち
・18″11″~ 日本語教師かおりさんの素顔とは?


【次週予告】

5月1日配信予定。次回(ミツル放送回)は、アフリカのマラウイの現地に在住している日本人へのインタビューです。どうぞお楽しみに!