第035回【ネパール / エベレスト】エベレスト街道での素敵な出会い

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《ミカコ放送回》

お久しぶりです!
二回目の放送で、早くも喉を痛めた声での収録となってしまいましたが、
ネパールのエベレストトレッキング時に、素敵なふたり組にお会いできたので、
今回は、そのインタビューをお届けしたいと思います。

一時帰国をした後に、再出発して目指した国はネパール。
思い起こせば、二年前に初めてネパールを訪れた時から、
とても行きたかったけど時間がなくて行けなかった エベレスト街道トレッキング。
今回はたっぷり18日間、念願のトレッキングに行ってきました。

そんな今回のゲストは、トレッキング街道の途中で出会った
アンジュさん・ユースケさんのお二人です。

お二人にお会いしたのは、トレッキング4日目の日、
ブンキ・テンガからタンボチェへ高度差600mの急坂を登っている時でした。

バテバテだった私を、ひょいと抜いていった、
私の3倍はあろうかという大きなザック(おそらく60ℓ以上)
を背負った小柄で可愛い女の子がアンジュさん。

同じく大きなザックを背負い手ぬぐいを頭に巻き、
髭を蓄えて、いかにも日本の山男といった雰囲気の男性がユースケさんでした。



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エベレスト街道トレッキング4日目。クムジュン 〜 タンボチェ間の写真です。
この写真で振り返ってみても、圧巻の景色だなぁと思わされます。



おふたりは、北アルプスの山小屋で一緒に働かれていたそうで、
そこで同じく働いていたネパール人・ビシャールさんにトレッキングをオススメされ、
今回、ネパールでのエベレスト街道トレッキングにやってそうです。

ビシャールさんはネパール・カトマンズで、トレッキング会社も経営しておられます。
ツーリストが集まるタメル地区にあるビシャールさんの会社のホームベージです。
日本語での対応も大丈夫ですので、安心して相談できます。
TARO Treks


エベレスト街道トレッキングのはじまりは、
カトマンズからセスナのような小型飛行機で約30分、
エベレスト街道トレッキングの起点となる村・標高2840mのルクラに到着します。

約8日間かけて、ルクラからエベレストが見える絶景の丘、
カラ・パタールまで登って行きました。
標高5000mを超えたあたりから、高山病による頭痛がひどく、
カラ・パタール山頂直前は、本当に身体がつらかったです。

しかし、登り切った山頂からは、エベレストをはじめとするヒマラヤの真っ白な山々、
巨大な氷河、雲一つない真っ青、というよりは、もう宇宙色の空。
今までに見た事のない素晴らしすぎる景色が、そこには広がっていました。


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カラ・パタール(5545m)から見るクーンブ氷河とエベレスト(8848m) です。
エベレストの ネパール名 は『サガルマータ』サンスクリット語で『宇宙の頭』という意味といわれています。




そんなユースケさんは、今年で山小屋勤務二年目。
小さい頃から家族でよく山登りに出かけていたという根っからの山好き。
一旦は会社勤めをされた後、やはり山で働きたいということで山小屋へ。

アンジュさんは、現役大学生でワンダーフォーゲル部に所属しているとのこと。
日々トレッキングや山合宿、キャンプなど自然を満喫されているそうです。
今は大学を休学されていてその期間を利用し山小屋でのアルバイト、
そして、今回のエベレスト街道トレッキングに挑んでこられたそうです。

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そんな素敵なお二人に、日本の山やエベレスト街道トレッキングの魅力、
日本とネパールの山小屋の違いなど、興味深いお話を伺ってきました!



(iTunesからお聴きになる方は、こちらからどうぞ)


<さくいん>
・02″45″~ ネパールトレッキングのきっかけ
・03″59″~ すべての手配をビシャールさんのお世話に
・05″49″~ 高山病にならないために
・09″30″~ 標高が高くても寒いとは限らない
・12″37″~ 寒い山頂で1時間待ち
・14″48″~ 日本とネパールの山小屋の違い
・18″01″~ 大学休学して山小屋で働く
・23″07″~ ジャガイモ料理のありがたさ
・25″53″~ 買い物上手になるために
・29″47″~ わたしが旅で一番大切にしていること

アフタートーク

・35″36″~ 日本に帰ってから一番にしたいこと



【次週予告】

2月1日配信予定。次回(リョウヘイ放送回)は、日本で再会したとある旅人にインタビューしてみました。どうぞお楽しみに!