ナンジャモンジャ / Toddles-Bobbles

レビュー記事
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デザイナー: Alena Lebedeva
アートワーク: Nadegda Fedotova
出版社Simple Rules, Sugorokuya(cited from)
参照 BoardGame Geek

謎生物に名前をつけて遊ぶだけなのに、笑いが絶えない!(かや)

ボドゲレビュアーズによるオススメ度の一覧と平均値

NEZ
NEZ

このゲームは2戦目からが本当の戦いだ!連続で2戦やってみよう!

かや
かや

豊かな想像力を使って「ナンジャモンジャ」に名前をつけよう!

やすやす
やすやす

基本にして定番であり至高ですね。コミュニケーションゲームの原点のような仕組みが、きっとみんなを笑顔にします。対象ユーザー:全員。

NEZおすすめ度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
かやおすすめ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
やすやすおすすめ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
Average:6.7 out of 10 stars (6.7 / 10)

各レビュアーによる個別レビュー

NEZのレビュー

君の名は?いや、それは前回の名前。

山からめくられたカードのキャラクターを見て、いち早くその名前を答えるパーティーゲームです。

このゲームのポイントはキャラクターには最初名前が付いていないと言うところだと思います。名前が付いていないのに名前を答えよとはこれ如何に?

そう、名前を付けるのはプレイヤー自身なのです。カードをめくった時に描かれたキャラクターが初登場だった場合、プレイヤーが名前を決めることになります。名前はどんなものでも良いため、『赤獅子王ヘンリー・ポンポコリン・ジュニア』や『鈴木めんだこ』や『きのこ』など大体カオスになります。

特に、「なんか、さっきブロッコリーっぽいキャラクターが出てきたな。よし!お前は『ブロッコリー』だ!って、ジャガイモみたいなキャラクターに名前を付ける事もあります。

やめれ。

個人的には、このゲームを2回連続で遊ぶのをオススメします。当然ですが、1回ごとに名前はリセットされるので、名前を付け直すわけですが、悪い人は前のゲームで付けた名前を別のキャラクターに付けてくるんです。さっき、ジャガイモみたいなキャラクターに付けられた『ブロッコリー』と言う名前を、今度は手の長いキャラクターに付けてくるんです。そうなるとジャガイモが出てきた瞬間、「お前、ブロッコ…じゃないな。じゃあ、誰やねん!!」ってなります。

名前の判定はプレイヤーに任されているので、みんなで「あー!そいつ、その名前だったわー。」みたいな感じでゆるーく遊んでください。

こんな人におすすめ

みんなでワイワイ盛り上がりたい人、修学旅行のお供に。

ルールの複雑さ:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
運の要素:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
おすすめ度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
自分は好きですけ度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)

かやのレビュー

名前をつけて呼ぶだけなのに笑いすぎてお腹が痛くなる!

ナンジャモンジャは、最近だと書店や家電量販店でも手に入るくらい手軽なゲームです。12種類の謎生物が各5枚入った60枚のカードをめくり、見たことがない生物がいたら名前をつけます。

次にめくった時に、同じ生物が現れたら名前を呼び、一番早く名前を呼んだ人がカードを1枚もらいます。これを繰り返していき、一番多くカードを持っていた人が勝ち!というシンプルなゲームです。

記憶力が試されるゲームですが、いかに自分だけが覚えやすい名前にするかというのも勝負を分けます。

例えば、左上の緑の帽子を被ったナンジャモンジャ、これは緑でモジャモジャなのでモジャモジャとか、鼻でかモジャモジャとかそういう名前をつけられがちです。が、それだと他の人も覚えやすいので、大人同士の勝負だと知り合いの名前をつけたりと自分だけが覚えやすい変な名前をつけるという戦いになります。

右上と左下はどちらも脚長なナンジャモンジャですね。こういう色や少し特徴が似たナンジャモンジャもいて、似たような名前をつけると混乱します。「脚長の田中」と「俊足の中田」とか、紛らわしい名前をつけると、どっちがどっちなのかわからなくなってきます。

お子さんと遊ぶときは、できるだけ見たままの単純な名前のがいいでしょう。たまに大人では思いつかないような面白いネーミングも出てきて楽しいです。

大人同士で遊んだ時に上級ルールで、「ボードゲームの名前」というルールで遊んだのも面白かったです。

緑の子はこれは「ブルゴーニュの城」、惑星みたいにに丸いから「テラフォーミングマーズ・プレリュード」という具合につけて行ってみたり。

長い名前ほど一息に早く言わないといけないので疲れますw

NEZさんも書いてますが、このゲームの本番は2回めです。

めくった瞬間、前世の記憶が出て来て新しい名前がわからなくなります。

とにかく面白いのとボードゲームがはじめての人も楽しめるのでぜひ遊んでみてください。

人気なのでデラックス版も出たらしいですが、まだ未プレイなのでそのうち遊んでみたいですね〜。

こんな人におすすめ

メモリーゲームが好きな人、想像力を使った遊びが好きな人

ルールの複雑さ:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
運の要素:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
おすすめ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
自分は好きですけ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)

やすやすのレビュー

価値観の違いが笑いや驚きを生みだす、(ガチ勢が混ざり込まなければ)初対面からみんな一緒に楽しく遊べるカードゲーム。

初めて見る物にニックネームをつけ、みんなでその名前を呼び合おうというコミュニケーションの原点のようなゲームです。大喜利のように面白おかしいネーミングをしても、見たまんま自分の感じるままに名前をつけても、きっとその感性が他の人を笑顔にすることでしょう。自分の普通が他人にはユニークに映る、という素敵体験を楽しむゲームです。

nanjyamonjya

ナンジャモンジャは大きな枠組みで考えれば記憶ゲーム、そしてアクションゲームに分類されるので、そもそもこのジャンルに対して苦手意識を持つ人もいるかもしれません。たしかに能力的には有利不利が出やすいゲームで、実力差があるプレーヤー間ではより差が激しくなります。そのため誰かがこの「勝ち負け」だけにフォーカスしてしまうとゲームは崩壊しやすいです。

nanjyamonjya2

ルールはとてもシンプルなため、このプレーヤー間の能力バランスを補正できるような取り決めについてはフォローされていません。総じて難しいポイントはないため、ボードゲーム初心者や子どもと一緒に遊ぶときはローカルルールという形で枠組を決めるのが適当かな、とは思います。

こんな人におすすめ

アイスブレイクなど確実に盛り上がりがほしい瞬間にいる人。

ルールの複雑さ:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
運の要素:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
おすすめ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
自分は好きですけ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
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