カードゲーム時々ドッジボールと言う謎のコンセプト。これはもはやa-スポーツだ!(NEZ)
ボドゲレビュアーズによるオススメ度の一覧と平均値
タイトルを見て「あ、このレビューはヒゲは書いてないな」と思ったそこのあなた。
残念、プレイ済みだ!
リアルタイムで作ったセットを公開するゲームと思いきや、突然始まるドッジボールタイムに爆笑!手札に気を取られていると、ブリトーが飛んでくるぞ!!
ブリトーのお顔ともちもちとした触り心地に癒され・・・ない。
むしゃくしゃした時はブリトーを投げて笑って忘れよう。
ヒゲおすすめ度: | (5.0 / 10) |
NEZおすすめ度: | (6.0 / 10) |
かやおすすめ度: | (6.0 / 10) |
Average: | (5.7 / 10) |
各レビュアーによる個別レビュー
ヒゲのレビュー
これはどちらかというとスポーツ。
レビュアーズの中で一番このゲームをプレイしていなさそうな私。
実は結構前にやってました。購入履歴調べたら2020年の2月。amazon.comの3個買ったら1個タダになるキャンペーンで輸入したみたい。
とりあえず1つ言えることは、このゲームをやるのに適した環境はボードゲームカフェやオープン会ではなく、“体育館”です。
カードゲームとドッヂボールを足したとはいうものの、正直カードゲーム2:ドッヂボール8くらいの割合なので、限りなくスポーツに近い何かです。
ルール自体はシンプルで、リアルタイムでカードを引いていき同種のカードを揃えていくカードゲームなんだけど、特定のカード(ブリトーが描かれている)をセットにするとドッヂボールが始まるという具合。
ルールブックでもこのカードゲーム部分のルールよりもドッヂボールにおけるルール説明の方にスペースが割かれているという始末w。 まぁとにかくそういうパーティーゲームです。
あと、Noble Knight Gamesというアメリカの通販サイトでこんなの売ってました。
本物かどうかは定かではないけど、仮に本物だとしたらなぜこれを売ろうと思った、公式よw
まぁ、そういうカオスなゲーム。やるときはジャージとかの動きやすい服装がいいよ。
ルールの複雑さ: | (4.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (3.0 / 10) |
運の要素: | (7.0 / 10) |
おすすめ度: | (5.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (4.0 / 10) |
NEZのレビュー
カードゲームの皮を被ったドッジボール。ブリトーが飛び交う異色のパーティゲーム。
ドッジボール&カードゲームと言う謎過ぎるコンセプトのパーティゲームです。
ホント、どうして混ぜた。
ゲームは非常にシンプルで、プレイヤーとプレイヤーの間に置かれた山札に対して、手札を左に捨てて右から引く。そして、手札に同じカードが3枚揃ったら公開して、手札の補充。これを全員同時にリアルタイムで繰り返していく。これだけです。
で、問題になるのはドッジボールの要素なのですが、常にテーブルの中央には2つのブリトーが用意されており、バトルカードと呼ばれるカードのセットが公開されると同時にブリトーを投げあうドッジボールが始まります!
しかも、バトルカードは3種類もあり、出されたカードの種類によって戦い方が変わります。
ドッジボールはブリトーを相手にキャッチされる、もしくはヒットしたら終了で負けたプレイヤーはマイナス点になります。そして規定回数のドッジボールが行われるとラウンド終了です。得点は公開したノーマルカードのセットが1点、バトルカードのセットが2点になります。
注意をカードセットの作成に集中させつつ、突如としてコールされるドッジボールの合図。おおよそ、ワチャワチャになる事は想像に容易いのではないかと思います。そして、疲れます。
ちなみにブリトーは柔らかい素材で出来ており、当たっても痛くないのでご安心を。
ポップな見た目の変わり種パーティゲームとして、とても楽しいのですが、とにかく遊ぶ場所の確保が大変です。オープン会などで遊ぶ場合は、主宰の許可を取って、周りに配慮して遊ばれる事を推奨します。
なお、公式がルール説明動画を公開していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ルール和訳は、こちらからどうぞ。
ちなみに、お外で遊ぶ用に水を弾くカードになった超巨大バージョンもあります。ブリトーは空気で膨らますやつです。
ルールの複雑さ: | (3 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (3 / 10) |
運の要素: | (7 / 10) |
おすすめ度: | (6 / 10) |
自分は好きですけ度: | (6 / 10) |
かやのレビュー
当たっても痛くない現代版ドッチボール?
手札5枚のうち3枚が同じ種類になるまでドローをしていってたまにブリトーを投げ合うアクションゲームです。手番はなく、みんな一斉にアクションをするのでゲームはすぐに終わります。
ポイントはブリートーが可愛いこと。触り心地も良くてなんだか癒されます。
ちなみにブリトーとは小麦粉で作られたトルティーヤと呼ばれる生地で野菜やお肉などを包んだメキシコ料理です。食べ物を粗末に扱うなんてことをすれば今はどのSNSでも炎上する世の中・・・安心してください、スロースローブリトーは食べ物っぽいブリトーを投げる、(しかも投げるブリトーはとても柔らかくて人体に優しい)ただそれだけのゲームです。
今時はドッチボールのボールすら柔らかくなって怪我の心配もないとか・・・私が小学生の頃はパンパンに空気が詰められたボールを投げ合っていて、しかも頭に当たったら脱落できないシステムでした。
あざや捻挫をするの危険もあるコートの中をひたすら逃げ回る恐怖のゲーム・・・今は絶滅したときいて安心しました。
話がそれましたがまとめるとスロースローブリトーは
・食べ物を粗末にするなという現代の常識
・スポーツやゲームであっても危ないことはダメ
という現代のルールをどうやってギリギリ守りつつ楽しむかを模索した最先端の遊びです。
ルールの複雑さ: | (4.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (3.0 / 10) |
運の要素: | (5.0 / 10) |
おすすめ度: | (6.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (6.0 / 10) |