クランク!・レガシー / Clank! Legacy: Acquisitions Incorporated

レビュー記事NEZおすすめ☆8以上NEZ好きなんですけ度☆8以上
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デザイナー: Andy Clautice, Paul Dennen
アートワーク: Clay Brooks, Anika Burrell, Derek Herring, Raul Ramos, Nate Storm, Alain Viesca
出版社Dire Wolf(cited from), Penny Arcade, Renegade Game Studios
参照 BoardGame Geek

クランク!がレガシーゲームで登場!お宝を持ち帰る個人戦はそのままに、協力要素が追加!(NEZ)

ボドゲレビュアーズによるオススメ度の一覧と平均値

NEZ
NEZ

クランク好きとしては、最高の経験でした。ゲーム完走後は、通常クランクの拡張セットとして使えるのも嬉しい!言語依存の塊なので、是非日本語版が出て欲しい!!

NEZおすすめ度:8 out of 10 stars (8 / 10)
Average:8 out of 10 stars (8 / 10)

各レビュアーによる個別レビュー

NEZのレビュー

半協力になったクランク!が面白くないわけないじゃない。

クランク!をベースにレガシーシステムを搭載したゲームです。今まではダンジョンの中を探索し、お宝を持ち帰ると言うゲームでしたが、今作ではダンジョン探索から、地上の様々な場所を探検するテーマとなりました(あまり詳しくはないのですが、D&Dの影響を受けているようですね)

クランクのベースルールであるお宝を持ち帰る部分はそのままですが、本作では毎ゲーム設定されたシナリオに従ってゲームを進めていきます。ゲーム中は、所々で同梱の『秘密の本』を読み上げ、その結果で様々な目標やコンポーネントの追加、変更などが発生します。時には、チームで達成する必要がある目標なども公開され、半協力ゲームの要素もあります。

秘密の本には時にプレイヤーに決断をせまる内容があったり、ゲームの状況によって分岐があったりして、さながらゲームブックをやっているようです。

ゲーム開始当初からの要素で、通常クランクから追加されているものとしては、新たなダンジョンカードの「イベント」があります。イベントはダンジョン列に追加された瞬間に効果が発動され、即解決する事を求められます。例えば「各プレイヤーは○○をする。そうしないプレイヤーがいる場合は、ドラゴンアタック。」のように、プレイヤーに対して突然選択を強制するものが多いです。

その他にも追加されるコンポーネントの中には「いや、これ普通に拡張としてあった方が面白いんじゃない?」と感じるものもありました(ここでは、内緒です)

レガシーならではの、この先何が起こるのか分からないドキドキ感はたまりませんし、ゲーム完走後、一部のカードやマップは、クランクの拡張として再利用できるのも嬉しいですね!(残念ながら日本語版と英語版は裏面が違うので、執筆時点では英語版で揃える必要があるので注意です)

当然ですが、執筆時点では英語版での発売のみなので、英語を素読み出来る方がいる環境でないと遊ぶのが難しいのが問題です。クランク!が好きな方であれば、ゲームとしての楽しさは疑うところはありませんので、是非とも日本語版が発売して欲しいと思っています。

ちなみに我が家のクランク!はレガシーまでの拡張を全てレガシーの箱に詰め込んだので大変な事になっています(笑)

重さを量ったら、7kgくらいありました。

こんな人におすすめ

クランク!が好きな人

ルールの複雑さ:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
運の要素:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
おすすめ度:8 out of 10 stars (8.0 / 10)
自分は好きですけ度:8 out of 10 stars (8.0 / 10)
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