目覚めは良かった。
今日も天気が良い。ベストシーズンに行っただけあって、天気には恵まれていたと思う。
登録所。キャンプ地に到着した時にここで名前と国籍、到着時間を書く。日本人の登山客の名前もあった。
1日目とは打って変わって急な登りが続く。
大きな石がゴロゴロしているのがわかると思う。足場が悪いのと日差しが強く眩しい。この辺からサングラスが必要になってくる。ちなみに写っているのがガイド。
岩の勾配を超えると背の高い草木がなくなってキリマンジャロの裾野が一望できる。
1日目はずっと森の中でキリマンジャロの全貌がよくわからなかったが、ここにきて初めてキリマンジャロに登っている実感が出てきた。
遠くに見えるのがメルー山(4566m)。キリマンジャロより登るのは難しいらしい。
霧が出て来た。急な登りをガスタンクや食料、テントなど20kgはありそうな荷物を持ってスイスイ登るポーターは本当にすごい。
酷いと10m先も見えなくなる。
ガイド。ヒョウの着ぐるみを着ているのでとにかく目立つ。他の登山客にも人気で一緒に写真を撮られていた。
キャンプ地(3845m)。この時点で既に富士山より高い。霧で太陽が隠れているせいか肌寒く感じる。数時間前まで半袖で登っていたのが嘘のよう。
ここは平らな場所が広いのでテントの場所争いにはならないし、テント間の距離も広い。
ガイドによるとここがマチャメルートで一番豪華なトイレだそう。写真右の建物。日本の公衆トイレの広い版を想像すると分かりやすいと思う。ただボットントイレなのと無駄に広々しているので隣の人の音が反響して結構気になる。もちろん清掃なんてないので日本人から見ればお世辞にも綺麗ではない。山の中にあるので仕方ないんだけど。一応男女別。
高度順応のために近くの丘まで歩く。見にくいが左に見えるのがキャンプ地。
そんなに高さはないので本当にこれで高度順応に役立つのかは良く分からなかった。30分ほど丘の上で待機。小さい丘なので高度順応する人で一杯になる。
石が積み上げてある。信仰的なものなのか、暇だったから作ったのか。こういったものがたくさんあるのだがどれも絶妙なバランスで立っている。風で倒れてしまいそうなものだが。
少し疲れを感じてきた。キャンプ地はまだかと無意識に探してしまっていた。早い人は2日目から高山病になるので登ろうと思っている人は気をつけてほしい。参考までに高山病対策を書いたので良かったら読んで見てください。(キリマンジャロ登山で気をつけてほしいこと)
続きます。
続き→(キリマンジャロ登山 3日目)
ー目次ー
・気をつけてほしいこと(ツアー会社選び、チップ代、持ち物など)
・いざ登山開始!〜6日間の体験記〜
>1日目
>2日目
>3日目
>4日目
>5日目
>6日目と登り終えた感想