スーパーメガラッキーになれるビンゴあります。(NEZ)
ボドゲレビュアーズによるオススメ度の一覧と平均値
ビンゴって言う時点で面白さは保証されてるのに、コンボや特殊勝利点、数字のコントロールまで出来ちゃうから病み付きになりそう。
カードを最初に選択して、1列数字が出揃った後にもらえるボーナスが楽しい!
ラッキーナンバー好きな人は好きと思います!
ビンゴしてコンボしてコンボしてビンゴしてっていうのを繰り返してたら、いつの間にか朝が来ました(ゲームが終わってました)。
NEZおすすめ度: | (8.0 / 10) |
かやおすすめ度: | (8.0 / 10) |
やすやすおすすめ度: | (6.0 / 10) |
Average: | (7.3 / 10) |
各レビュアーによる個別レビュー
NEZのレビュー
全体的な出オチ感に騙されるな!こいつはエクストリームなビンゴだ!!
ハーディング氏によるパーティーゲーム。詰まるところビンゴです。ビンゴって楽しいですよね。次にどんな数字が来るのかドキドキします。このゲームでは3×3のビンゴカード(ラッキーボックス)を複数枚使用して、ビンゴを行います。そして、4ラウンドの間でどれだけたくさんのビンゴカードを完成させることが出来るかを競うのが骨子となっています。もちろん、より早いラウンドで完成させることが出来れば、得点も高くなります。
基本的には、毎ラウンド2組の1~9の数字が書かれたカードの中から9枚をランダムに選択し、それを1枚ずつ公開し、該当するマスを1つ選んでチェックをしていきます。そして、9マス全てチェック出来たら、ラウンド終了時に得点となります。
このゲームのポイントなのは、縦横の列が完成する度に、カードに書かれた報酬が使えるところだと思います。追加アクションには、他の数字を1つチェックできる追加アクションの他、特殊勝利点やカードの数字を操作できるトークンを受け取る事もできます。
また、ビンゴカードは最初に5枚から3枚を選択し、その後はラウンド開始時に3枚から1枚を選択していきます。
この報酬とビンゴカードの選択がある事によって、ただの運に頼るゲームではなく、「どのように数字のコンボを繋いでいくのか」「数字の待ちをどのように作るのか」「特殊勝利点をどう取るのか」などの考えどころが生まれているように感じます。さらに、これらをより効率良く達成するために数字の操作をどこで行うのかがキーポイントになっている気がします。
箱の見た目や名前で出オチ感が満載(正直、お店でオススメされなかったら、見た目でスルーしてました)なゲームですが、ビンゴの盛り上がりに少しのコントロールがよい味付けになっていて、何度も遊べるパーティゲームになっていると思います。
ルールの複雑さ: | (3.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (2.0 / 10) |
運の要素: | (7.0 / 10) |
おすすめ度: | (8.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (7.0 / 10) |
かやのレビュー
ビンゴであって、ビンゴではない!
いきなりNEZさんのレビューを否定していくスタイルで申し訳ない・・・でもこのゲームがビンゴなら、私は人生で一度も景品を貰ったことのないくらいビンゴ・センスがありません。
大体会費だけ払って景品はもらえない・・・ビンゴと聞くだけで、ちょっと損した気持ちになるくらい、ビンゴ運がないのです!ビンゴってつまんなくない?数字が呼ばれるのを待つだけで、アウトオブコントロールだし、みんなで集まっているのに数字を待つ間は無言になるし、この時間はなんなんだと。
でもこのゲームは数字がでるのを待つだけのゲームではなく、どのラッキーBOXカードから数字を埋めるのか、ボーナスをいつどのように使うのか、カードはどれを選択するのかなど悩ましい幾つかの要素がありつつ運もあるので面白いです。
カードを選択するときは、できるだけ1〜9の数字のカードが満遍なく散らばっている方がいいです。
ビンゴと同様、手持ちのカードのうち、1つの数字のみ消し込みができ、9マス全ての数字を消し込みができれば点数が入ります。
ちなみに、このゲームの点数を記録するスコアカードが「スーパーメガカード」で、9マスの数字が並んだカードが「ラッキーボックスカード」です。これらを合わせて「スーパーメガラッキーボックス」になります。(私はこういうよくわからないタイトル好き)
1ラウンド目で完成すれば、1枚あたり15点、2ラウンド目で完成すれば一枚あたり12点です。
このほかに1ラウンド中に星のボーナスを1個獲得で1点、2個獲得で4点、3個獲得できれば9点の追加ボーナスがもらえます。
私は2ラウンド目に一気に星ボーナスを達成できるよう調整しつつ3枚完成できたのがラッキーでした。最初に雷コマは4つ貰えるので、運がなくてもある程度無理やり調整もできます。
そう、ラッキーはある程度自分で手繰り寄せてこそ面白いのです。
リプレイ性もあって1〜6人で遊べる楽しいゲームです。
ルールもシンプルだし、箱絵もポップなバルーン文字が可愛くてGOOD!
機会があればぜひ遊んでみてね。
ルールの複雑さ: | (3.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (2.0 / 10) |
運の要素: | (5.0 / 10) |
おすすめ度: | (8.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (8.0 / 10) |
やすやすのレビュー
「SMLB(スーパーメガラッキーボックス)」って言いたいだけなのでは。
まず初めに声高に叫びたいのは、「ビンゴ感はぜんぜんないですね~」です。ちなみにカテゴライズするなら、フリップ&ライトですね。しかもスモールステップを繰り返しコンボを狙い、コントロールを行っていくタイプなので、一発で大きな手を狙うような「いわゆるビンゴ感」とは真逆です。
S 好きなカードの中から
常に確率が振出しに戻るダイスとは異なり、フリップで公開される数値は結局1~9の9択しかありませんし、めくられるたびに選択肢は減っていきます。なのでこういうタイプのゲームとしての運要素は、むしろ低めに感じましたね。リスクヘッジをするか高めを狙うかという選択肢は当然あるものの、予想を外したときにもそれなりの動きができるので、イチかバチかというギャンブルはあまり強制されず、どちらかと言えばヒリヒリしない穏やかな進行だと思いました。
M 目当ての数字を塗りつぶし
プレーヤー間のインタラクションは早取りという程度ですし、運や他人にゲームを振り回されるというよりは、総じて思ったことを思ったようにやれる気持ちの良いゲームだと感じました。そして不思議な感覚なのですが、「狙ったことが当たったときより、狙いを外したのにそれを上手く処理できた」ときの方にこのゲームの醍醐味を感じました。
コンポーネントやフレーバーに引っ張られ「運要素満載のドキドキゲーム」という緊張感をもって始めたのですが、ゲーム終了後には「ガターのないボーリングをしていたのか、これは」というお化け屋敷の裏方を見たのに似た安心感が湧きました。ちゃんと「ガターなしレーンじゃないよ」「お化けは本物だよ」とゲーム中に感じさせてくれるので、最高のバランスです、すごい。
L ランラララ~ンラン♪
派手な展開をするように見せて(もちろんプレーヤー個人の主観ではしますが、実は他の人もしてる)、実際は誰もが自然と上手くゲームを楽しめるように調整された(しかもあたかも自分で運をコントロールしたかのような気にさせる)、フリップ&ライトの入り口として素晴らしい作品だと感じました~。場を温めてくれるのに最適で、ゲーム後の軽い達成感や少しの悔しさが良い意味で後を引きます。
B ぶっちゃけ無理じゃね
ルールの複雑さ: | (3.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (3.0 / 10) |
運の要素: | (7.0 / 10) |
おすすめ度: | (7.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (6.0 / 10) |