パチンコ玉を転がして相手のゴールにシュート!チーム戦が盛り上がるサッカーみたいなアクションゲーム。(NEZ)
ボドゲレビュアーズによるオススメ度の一覧と平均値
チーム戦で、ワイワイと楽しむのが面白いアクションゲーム。パチンコ玉が意外と当たらないんだよね。
最初に言わせてください、このゲームは2vs2のチーム戦なのです、必ずなのです。晴れ時々くもり、1vs1はダメ確率90%、という予報が出ております。
スピードアクションゲーム!木製台とパチンコ玉というレトロな組み合わせが子供~大人の心をわしづかみ!
NEZおすすめ度: | (7 / 10) |
やすやすおすすめ度: | (5 / 10) |
かやおすすめ度: | (6 / 10) |
Average: | (6 / 10) |
各レビュアーによる個別レビュー
NEZのレビュー
真剣勝負のKLASK、パーティゲームのBONK。
最大4人でチーム戦のアクションゲームです。一応、2人でのシングル戦も可能ですが、1人で2つのスロープを使うのは難しいので、実質4人専用みたいなところがあります。
ゲームは変わり種のサッカーのようなゲームで相手のゴールに木製のボールを決めるのが目的です。
木製のボールを動かすために、自分のエリアにあるパチンコ玉をスロープから転がしてぶつけます。止まっているボールに当てるのは簡単ですが、動いているボールに当てるのはなかなか難しく、上手くシュートが打てた時や、シュートをブロックできた時はとても気持ちがいいです。そして、めちゃくちゃ盛り上がります。
盤面自体にも工夫がされていて、真ん中が一番高く、そこからゴールに向かって緩い下り坂になっています。これによって自陣に木製ボールが入ってくると急いで相手陣営に打ち返したくなります。このワチャワチャした感じはゲームのスピード感にも繋がっていてとても良いと思います。
パチンコ玉は自分のエリアにあるものしか使えないのは前述の通りなのですが、ゴールに入ってもパチンコ玉はそのままの状態なので、ガンガン撃っていくと、肝心な所で手元にボールが無い!!なんてことも。
同じ出版社から発売されているKLASKも有名ですが、個人的には真剣勝負をするならKLASK、ワイワイと遊ぶならBONKと言った感じです。
ルールの複雑さ: | (2.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (5.0 / 10) |
運の要素: | (7.0 / 10) |
おすすめ度: | (7.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (8.0 / 10) |
やすやすのレビュー
嬉しさも悔しさも2倍、なんなら4倍(当社比)、それがチーム戦だ!
レビュアー紹介のページにも書いたのですが、ぼくはアクションゲームが苦手です。「偏にアクションゲームと言ってもいろいろあるじゃん?」「苦手って何なの?」という話なのですが、まぁ細かいことはこのあとに山ほど書きます、ってことで「アクションゲームが苦手だよ」っていうぼくから見たBONKの話、はじまりはじまり~。
BONKは数あるアクションゲームの中でも、アクション性が高い方のゲームだと思います。そう言うと、アクション性って何ですか?という話になりますので、ちょっと考えてみました。
まぁなんでしょうね、「もともと肉体的な能力で得意な人がいる分野であり、その人が経験を積むことで、より得意になることができる」のような意味合いになるのかな。逆説的に、自分が苦手とするこれらが当てはまるものを「ぼくが一方的にアクションゲームとしてカテゴライズしている」に過ぎないから、こういう項目になるんですけどね。
ところでぼくは、アクションゲームは下手ではない(と自負している)方でして、比較的上手くやれるんじゃないかなと思っています。これはつまり、自分が下手→苦手となっているわけではなく、下手→苦手となる要素を感じさせるゲームが苦手、ということなんでしょうね。
うーん、我ながら何を長文で書いてるんだろう…そぅ、ぼくは今日ヒマなんです…。ま、それはさておき、つまりBONKにはこういった要素があると、ぼくは感じているわけですね。
プチ情報:海外だと、デパートのおもちゃ売り場などで、かなり安く売ってたりするみたいです。うらやまし~。
しかしこのアクション性が高い(やすやす談)BONKには、もうひとつ運命を決定付けるほどの重大な要素があります。それこそが、このゲーム特有の「チーム戦」なのです。
チームで戦うという要素が入るだけで、今まで書いてきたようなアクション苦手意識が、なんと一変します。めちゃくちゃ楽しい、盛り上がる、負けても嬉しい、笑い声が絶えない、そんなありさまへと変貌するのです。チームすごい、友だちってすごい。
さあ、ここでぼくにとってネガティブ要素だったアクションゲームが、急に別の物に変わりました。はて?その要因は何だったのか…。
そこで思い出したのは、同じレビュアー紹介のページで、協力ゲームが好きって書いていたことです。ぼくにとってBONKの場合、この「チーム戦=協力」という要素が、他のすべてのマイナスを押しのけて、強引に最終的なプラスに持ってくる力を持っていたのです。
アクションゲームは、数あるボードゲームジャンルの中でも特別に「誰」と遊ぶのかが重要だ、という結論に、ぼくはいま達しました。これは大事、テストに出る。ご清聴、ありがとうございました~。
ルールの複雑さ: | (1.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (2.0 / 10) |
運の要素: | (3.0 / 10) |
おすすめ度: | (6.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (5.0 / 10) |
かやのレビュー
そこのけそこのけ!BONK!BONK!!
ボールでボールをはじき返すだけのレトロなゲーム、これをみるとピンボールゲームを思い出します。
ピンボールゲームの仕掛け部分をシンプルにして、多人数で遊べるようにしたゲーム、それがBONKです。
相手が送り込んだ球をきれいにカットできないと、すぐにゴールが決まって点が入ってしまいます。ある程度の慣れ、手の動きの素早さと正確さが問われるので強いチームがすぐに勝ってしまいます。相手チームが強すぎたら、チームを入れ替えたりできると良いですね。
親子ペアでファミリーでわいわいと遊ぶのには良いゲームではないかと思います。
KLASK好きな私にはちょっと物足りない&玉の速度が速すぎてついていけないんですけど・・・反射神経のトレーニングになるかも?
ぜひ介護施設や病院のリハビリプログラムに・・・(ならないか)。でも脳への刺激は入ってくるし、手先使うしいいと思うんですよね。
個人的にはスポーツバーなんかに設置して、お酒を飲みつつワイワイとプレイ&応援したりしたら楽しそうだと思います。スポーツバーといえば、ダーツというイメージですけど、BONKもぜひ設置してほしいです。
ルールの複雑さ: | (1.0 / 10) |
プレイヤー間の駆け引き: | (2.0 / 10) |
運の要素: | (3.0 / 10) |
おすすめ度: | (6.0 / 10) |
自分は好きですけ度: | (4.0 / 10) |