僕は当時仕事の関係で東アフリカにあるウガンダに住んでいた。
ウガンダが大統領選に入り、治安が非常に悪くなるということで仕事が休みになったので、7日の休暇を利用してキリマンジャロに登ることにしたのだ。
ウガンダのエンテベ空港からキリマンジャロ国際空港に飛ぶ。アフリカの飛行機はサービスは低いのに値段は高い。アフリカにもLCCがあるので是非使ってみると良い。僕はfastjetを使った。他にはHahn airなどがある。
エンテベ空港。なぜか荷物チェックが入口の200m前の道路上にあり、バイクから降ろされ、重い荷物を持ったまま直射日光が降り注ぐ長い道を歩かされた。ちなみに空港の中でも荷物チェックがある。この理不尽さがアフリカらしい。
国連のマークが描かれたカウンター。国連職員オンリー? スタッフは相変わらず愛想もやる気もない。アフリカをディスっているが、念のため言っておくと僕は生粋のアフリカ好き。高校の時からアフリカに関する本を読み漁り、大学の専攻はアフリカ学。
機長から「間も無く左手に見えるのがキリマンジャロです」との放送が。
しばらくたつと雲よりはるかに高い山が見えてきて、想像以上の高さに正直ビビった。初めて見たキリマンジャロに鳥肌がたったのと、こんな山に本当に登れるのかと怖気付いたのをよく覚えている。
1時間ほどで無事キリマンジャロ空港に着いた。客は20人ほど。ビザは空港で取れる。50USドル。
夜に着く便だったので空港を出ると外は真っ暗。空港からモシ市内中心部へはタクシーで移動。多分タクシー以外の選択肢がない。タクシー以外何もなく、値段は50USドルで固定っぽい。看板に書かれてあって交渉の余地もない感じだった。気をつけてほしいのが空港にATMがないため最低でもビザ代とタクシー代100USドルは日本から持って来たほうが良い。見た感じ両替所もなかった。
夜のモシ市内はほとんどの店が閉まっていて、街のことがよくわからないのに夜の街に繰り出す勇気はなく、お腹が空きながらもそのまま寝ることにした。辛い・・・。次のページに続きます。
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ー目次ー
・キリマンジャロ登山で気をつけてほしいこと(ツアー会社選び、チップ代、持ち物など)