アストルガ大聖堂の前を通って街を離れる

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼29日目
@ラバナル・デル・カミーノ

2014/06/12  ロミロミ

巡礼29日目

Rabanal del camino (ラバナル・デル・カミーノ)

今日の出発は八時半を過ぎてしまった。朝の準備やら手間取ってしまって。
(実際には携帯電話をアルベルゲに置き忘れたと思って、しばらく歩いたところでまたアルベルゲに戻ったわけ)

アストルガ大聖堂の前を通って街を離れる

アストルガ大聖堂の前を通って街を離れる

そんなことをしていたら、日本人の青年巡礼者に会った。
彼はスペイン語が話せないようだけど、マドリード出身のスペイン人二人と行動している。
ほとんど会話はジェスチャーの様子。
しかも昨夜はアルベルゲが満室でどこにも入ることができず、隣の公園でスペイン人と一緒に野宿をしたらしい。
おかげで風邪をひいたみたい。
勇気があるなぁーと思う。
それでも彼は少しずつスペイン語も覚えているようだ。

私は今日は韓国人のBDさん64歳と一緒に道を歩いた。
韓国人の名前は難しいから通称。
Big Daddyってことらしいけど、ビョンドゥーさん。

お隣の国だけど私は韓国語はまったくわからないし、会話は英語で。
アジア人同士で英語ってのもなんか違和感があり、しかも見た目は似たようなもんだから、
道ですれ違う人々からは、なんで英語で会話をしているの?という目でみられる。

だけど韓国人の意識レベルの高さには感心している。
この道で会った韓国人は英語は出来るし、日本語の単語も知っている人がほとんど。
たまたまなのかもしれないけど、確実に日本人よりも意識が高い感じ。

私は韓国に行ったことがないと言えども、隣の国のことを知らなすぎだ。
これからは少しずつでもハングルも知りたいなー。

そして、なんと今日はワールドカップのオープニング試合の日だ。
ブラジル対クロアチア。しかしカミーノはそんなことも関係ない。
特に公営アルベルゲではテレビなどがない。
サッカー大国スペインを感じる雰囲気など全くナシで、きっとよっぽど日本の方が盛り上がってる。
アルベルゲは通常は夜10時には閉門、消灯となる。
今夜は深夜からの試合だからとても観れそうにない・・・。

だけど、道の途中で知り合ったドイツ人Davidがバルに繰り出して観に行こう!と提案してきた。
そうだそうだ!ヨーロッパ人なんだから観たいに決まってる!

まずはテレビのあるバルを探して、そして宿のオスピタレロにお願いして門の鍵を手にした。
それから、Davidと韓国人トニーと、バルで飲んで試合観戦!
これぞスペインじゃないか!いや、でもここはカミーノ。イメージするスペインとは違うんだな。
次の日の朝を気にしつつも、カミーノで初めての夜更かしをした。

試合が終わってアルベルゲへ戻るとき、空を見上げると明るく輝く大きな綺麗な月。
小さな村だから、それが明かりのようなものだった。
そうか、ずっと夜に外に出てなかったんだな・・。

ガウディの手掛けたアストルガ司教館

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼28日目
@アストルガ

2014/06/11 ロミロミ

巡礼28日目

Astorga(アストルガ)

久しぶりに長距離。そして上り坂もある。このところ天気は安定していて良い天気。
でも歩いているとすごく暑くなってくる。

ガウディの手掛けたアストルガ司教館

ガウディの手掛けたアストルガ司教館

やっとアストルガの街の手前の丘に辿り着いて、街を見渡した時の喜び。
アストルガの景色はとても美しくて幸せな気分になった。
後ろに見えている山々は少し雪が覆っていて、
街の建物は赤茶色のレンガで統一されている。とても景色がいい。

そして到着した公営アルベルゲには、なんと日本人オスピタレロがいた。
カミーノで初めて日本人オスピタレロに会った。

私はチェックインをしてから、是非オスピタレロについて聞いてみたいと思った。
podcastをやっていることもあって、それを伝えると快く収録に応じてくれた。
実はpodcastをやることは私には初めは抵抗があった。
でもこうやって色んな人のお話が聞けて、それを今後も伝えていけるかと思うとやっていてよかったなと思える。

オスピタレロの岡本さんは何度か巡礼路を歩いていて、それも色んな道を歩いている。
今回も歩いてアストルガまで来ていて、その途中でオスピタレロとしての活動をしている。
私にとってはサンチャゴまでの道ですら、大変な道のりだけど、なんと彼はスイスのジュネーブから歩いてきたそうだ。
色んな人がいるもんだなぁ~!!
とりあえず私にはまだ見ぬ世界だ。

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼25日目
@レオン

2014/06/08 ゆきーた

巡礼25日目

Leon(レオン)

昨夜なかなか寝付けず、眠いままレオンに向かう。
歩きながら「あー疲れた」「もう歩きたくないよー。」など独り言が多い。
レオンで二泊することになってるけど、一泊で去ろうかなぁ・・・1度1人になってみようかなぁ、などと考えたり・・。

矢印を見失いながらもレオンに到着!

矢印を見失いながらもレオンに到着!

レオン手前で疲れがピークに達し、橋の前の広場にあった木陰のベンチで休んでいた。
そしたらロミちゃん元気に登場。
少し一緒に休む。

その後、私の悩みについて話しながらレオンに入る。
話に熱中しすぎて街の中の矢印を見失い、迷いながらアルベルゲへ。
都会の矢印は見落としやすい。

道中、最近見かける日本人女子の話になる。
あまり群れにならないような印象なので声をかけてよいのかわからない。
ロミちゃんは昨日の宿で少し話したらしい。

じゃあ今夜ディナーに誘ってみようか!と2人で計画を立てた。

お昼は韓国人のBDさん、うえちゃん、ロミーと私でバルへ。
都会のバルは物珍しいものが出てきて見た目も楽しい。
BDさんにハングル文字を教えてもらったり、みんなで楽しく過ごした。
それにしても、うえちゃんはすごい。
ほぼ日本語のみでBDさんや他の外国人とも交流できている。
BDさんは最初少し厳しい印象があったけど、気さくなうえちゃんのおかげもあり、笑顔を見せてくれるようになった。
BDさんは「うえちゃんと会う為にカミーノに来た。」とまで言っていた。

そしてその後皆でカテドラルへ。
ステンドグラスが美しい。
スペイン三大カテドラルの一つ、レオンのカテドラル。
きちんと歴史の勉強してたらもっと楽しいのだろうな。
ぽかんと口を開けたまま、見学。

アルベルゲに戻ると、私の隣のベッドにはなんと話題の日本人女子。
こんなに大容量のアルベルゲで!

運命。

話しかけてみる。

反応いいな。

意外と話してくれるかも?
「こんなこと聞いていいですかー?」なんて言いながらグイグイ質問した。
彼女の名前はエリさん。
英語とフランス語が話せて、自然が好き。
そして単独行動を好む。

ロミちゃんも会話に参加。エリさんをディナーに誘うも彼女は明日また出発する予定なので遅い時間は避けたい様子。
そらそうだ。
その後、ひとまず私達は二泊目のアルベルゲの予約に出かけ、早い時間からやっているバルをチェックし、エリさんを誘った。
「コーヒーなら飲めるよ。」と言ってくれたので、3人でアルベルゲ前のバルへ。

エリさんは元々カナダにいて、その後フランスへ。
とにかく山や自然が大好きで「地図見てて、緑色のところがあったらここに山があるな、と思って行ってみる。」
と言っていた。山登りだけでなく、ハイキングしながら景色を見るのが好き。
おもしろい話が出てくる出てくる。

恐る恐る、私達の番組にゲスト出演して欲しいとお願いしたら、なんとかOKをもらうことができた。

収録終了後も、女子3人のお喋りは続く。
「ヒッチハイクでカナダを横断したことがあって・・・」
そんな話もあったの⁉

すごい人がいた。

えりさんの格言。
「生きて帰る。」

明日出発するエリさん。
私達の数倍健脚だから、きっともう巡礼路上では会えない。
淋しいなーなんて言ってたら、
「生きてたらまた会えるでしょ?今日で最後とは限らないよ。」

その言葉を信じて、私のメールアドレスをエリさんのノートに書かせてもらった。
エリさんは自由が好きだし、私から一方的にメールをするのは良くないと思ったから、エリさんの連絡先は聞かなかった。

きっと連絡をくれるはずだ、と信じて待つことにした。

麦畑の風景が毎日続く

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼22日目
@サアグーン

2014/06/05 ロミロミ

巡礼22日目

Sahagun(サアグーン)

今日は歩いている途中で日本人男性二人と出会う。
二人とも60代だ。
本当によく60代の人とはこの道で出会う。
日本人は長い休みを取れないし、退職してからでないと巡礼旅のようなことはなかなかできないのだろう。

麦畑の風景が毎日続く

麦畑の風景が毎日続く

夕食はスーパーに買い出し、みんなで自炊。スペインではスイカも安い。
スイカのデザート付きでもみんなで割り勘すれば一人2ユーロ程度。
せっかく仲良くなれたけど、彼らの航空券もそんなに余裕はない。
私達はとても余裕のある日程で来ている。
それどころか私は帰りの航空券を持ってないから、日程調整はいくらでもできる。
このところは誰かと会っても、数日も経たないうちにどんどんみんな過ぎ去って行ってしまう感じだ。
毎回毎回お別れで、さみしいな。
別に自分のペースで進んでいけばいいのだけど、
「どうせみんな先に行ってしまうんだから、また離れていくことになるんだ。」
という気持ちがあって、知り合った相手の事を深く関わろうとしなくなっているかもしれない。
私達は明日は15㎞しか歩かない。
その男性たちは31㎞程歩くそうだ。

パンプローナ バルでピンチョス!

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼3日目
@パンプローナ

2014/05/17 ロミロミ

巡礼3日目
Pamplona(パンプローナ)

巡礼路での初めての大きな街、パンプローナに到着!!
大きなカテドラルが道の途中で見えてきた時は嬉しくて。
巡礼は超辛くて、超楽しい。
やっぱり苦しいだけじゃやってられないよねー。
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