鉄の十字架に願いを込めて石を置く

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼30日目
@アセボ

2014/06/13 ロミロミ

巡礼30日目

Acebo(アセボ)

このところ天気が安定している。真っ青な綺麗な青空が続いているけど、気温は30度近くなって少し動くと暑い。
今までの朝のスタートはレインウエアを羽織っていたけど、最近はそれがなくても大丈夫。
今日からしばらく山道が続くと思われる。

鉄の十字架に願いを込めて石を置く

鉄の十字架に願いを込めて石を置く

それでもこれだけ歩いてきたから、ピレネー越えよりは気持ち的に楽になっている。
なだらかな山道が続いていた。
今は季節的に花が咲く時期。
道の両脇はお花に囲まれていい香り。
メセタでは音楽を聴くことも多かったけど、今日は山の風景や花々を見ているだけで大満足だった。
上り坂はとにかく暑くて仕方なかったけど、その辛さは忘れられる程に景色は素晴らしかった。

そして今日は遂に「鉄の十字架」に辿り着いた。
ここは巡礼者が願いを込めて十字架の下に石を置ていく場所。
私はスペインに来る前にモロッコで手に入れたサハラから来たラクダ型の石を置いた。

運んでいる間は重かったし、特に役にも立たない石をいつ捨てようかと何度も迷ったけども・・・。
この石はモロッコ旅行中に他の旅人がくれたもの。
なぜだかその石を受け取った時に、このラクダ石を鉄の十字架まで運ぶ!って思ったんだ。
ずっと私と一緒に旅してきた、そしてやっとここまで来たんだ!!
これからの残りの巡礼の無事を祈って、沢山の石の上にそっと置いた。
前日に会ったDavidとトニーも今日は一緒に歩いた。
彼らはレオンからスタートしているから、まだまだテンションも高い。
ドイツ人だからか、さすがのビール好きなDavidに乗せられて、道の途中で初めてビールを摂取。
みんなでワイワイ言いながら楽しい道になった。
Davidとトニーの会話を聞いてるとすごく新鮮な感じで、私達が歩いてきた30日間の長さを感じた。
彼らもこれから色んな感情の変化を感じていくんだろうな。

サンジャン アルベルゲからの眺め

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼0日目
@サン・ジャン

巡礼0日目
フランスSaint-Jean-Pied-de-Port(サン・ジャン・ピエ・ド・ポー)
遂にフランス人の道の起点となる村に着いた。
今回の巡礼のスタート地点到着の前に、モロッコからジブラルタル海峡を渡り、
スペインを北上して来てやっとフランスに着いたのでここまでも長く感じた。
(ただしここまでは交通機関を使ってるわけだから、これから歩く道とは比べものにならない・・・)
でもここまでの旅の間、巡礼では使わなそうな物を見極めて荷物を軽くしたり、
体にバックパックを慣らすことができたから、準備期間としてはよかったと思う。
もともと私はスペインのアンダルシア地方の少し切なげな雰囲気が好きだった。
だからスペイン旅でのほとんどはアンダルシアを周る事が多く、マドリードから南の地域にしか足を延ばしていない。
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