Cee(セエ)の町

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼52日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/07/04 ゆきーた

Santiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

全部歩いて今日、再びミサへ。
なんと今日もボタフメイロをみることができた。
シスターの歌声と、天井からさす光、ボタフメイロを振る6人の男性。全てに感動、そして淋しい気持ち。
今日は最後の収録。

Cee(セエ)の町

Cee(セエ)の町

よく考えたら、今までタラタラ喋ってしまっていたけど、あれでよかったのだろうかと今更心配になる。
ロミーは最初にサンティアゴに到着してから、2日に1回くらいのペースで「ゆきーたがいついなくなるやらと思っていたけど、ここまで来れてよかった」と言っていた。
そうか。私、そんなにいなくなりそうだったのか。
ロミーが何回も言うんだから、よっぽどだな。心配をおかけしまして、すいませんでした。

確かにレオン直前に、逃げ出したいピークを迎えて眠れなかった。
矢印も、団体生活も、英語にもイライラしてた。1人でどこかに行って、1週間くらいしたら再開しようかな、とか考えてた。
でもレオンで色んな人に助けられて、気持ちの切り替えができた。
しばらくは、相変わらず団体生活と英語がストレスになっていたけど、我慢できない程ではなくなった。

人と人はねぇ、ある程度の距離が必要なんだと思うのですよ。
一緒にいすぎると、良いところがぼやけてしまうことがあるから、少し隙間をあけることが大切なんじゃないか、と私はこのカミーノで実感しました。
まーとにかく歩けてよかった。
皆で一緒に歩けてよかった。
レオンで逃げてたら、一生ロミーとまともに顔を合わせられなくなってたと思うよ。
そうなるのが嫌だったからがんばった。
おかげで大好きな人達と、その後色んな思い出を作ることができた。
「巡礼で出会う人は特別な人」
逃げようとしてたとき、友人にもらったメールに書いてあった。
その時は、「知らん!そんなもん!」と思っていたけど、今となっては、本当にそうだと思う。

出会えた人、皆に感謝感激でいっぱいです。
辛いこと、楽しいこと、おいしいもの、キレイな景色。
たくさんの出来事を大好きな人達と共有できてよかった。
今振り返れば、こんなに幸せな49日間ってなかなかないよねー

自分の限界、弱いところも知れたし、なんとか復活できたし、とにかく1人にならなくてよかった。
1人は悪いことではないけど、今回の巡礼には、友達と仲間が必要不可欠でした。
「巡礼」は、私にとって「生きる道」。
ヤコブ様は、私にそれを教えてくれたんだろうな。

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼43日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/06/26 ロミロミ

巡礼43日目

Ssntiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

43日間かけて約800㎞の道のりを踏破!!!
朝7時にはアルベルゲを出発し、8時過ぎにはサンチャゴのカテドラルに到着。
巡礼事務所は既に開いていて、巡礼証明書を手に入れた。

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

昨日、離れ離れになってしまったうえちゃんとはそこで出会ったけど、
少し会話をしてそれで終わりになった。
最後にこんなことになってしまって残念で仕方ない。
私は和解した方がいいんじゃないかと思ってたけど、それまでの色んな思いがあってそうもいかなかった。
これも巡礼か・・・。

マサナオさんは一番平静に歩いていたと思っていたけど、サンチャゴに到着したら感極まって涙を流していた。
カテドラルに到着する道を歩いている時、急に私の中で水戸黄門の音楽が流れ始めた。
マサナオ、サエコさんとともに助さん、格さん役の私達が歩いてきた道。

カテドラルの前でサエコさんともハグをして喜んだ。
40日以上もあれば、それも24時間一緒にいれば、揉め事もよくあった。
ゆきーたもいつ黄色の矢印から離れてしまうかわからないし、
「もう離れるわ。」とゆきーたがいつ言ってもおかしくないような状況だったと思う。
私も歩きはじめの頃は疲れて、先が遠くて、
別に全部歩ききらなくったっていいんじゃないかという気持ちがすごくあった。
それでも何とかサンチャゴまで皆で到着できて本当によかった!
自分一人で辿り着いていたらこんな風には喜びあえなかったかもしれない。
今日のランチは神夫婦がパラドールに招待してくれた。

マサナオさんはこれまでのカミーノを振り返り涙した。
豪華な国営ホテルでのランチに似合わないサンジャンスタイル。
でもこれもサンチャゴなら問題ないでしょう。

マサナオさんとサエコさんは、
「私達は二人きりだったらここまで来れていなくって、きっと途中で日本に帰っていたと思います。」
と言っていた。
もし、私達がいなくても、それでも二人は強く前に進んでいたと思う。
きっと誰かしらが二人の事を手助けしたりして、なんとか前に進んでいったに違いない。
マサナオさんは「ワガママ言って、迷惑かけたこともありました。子供みたいな行動もしてしまってごめんな。」
と私達に謝っていた。
マサナオさんは頑固なことも多くて、でもずっと心の中で悪かったなと思いながらここまで来ていたのかもしれない。
私も疲れやイライラすることで二人に強く言ってしまったことも何度もあった。
ごめんなさい。
でもとにかく皆でゴール!!
重ねてきた時間は、とても思い出深いものになりました。

ゆきーたをはじめ、道で会ったみんな、一緒に歩いた人たち、日本で送り出してくれた人たち、
本当にありがとう。