ガリシア州で楽しむプルポ(タコ)

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼41日目
@オ・ペドロウソ

2014/06/24 ロミロミ

巡礼41日目

O pedrouzo(オ・ペドロウソ)

サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着まであと二日。
ここに来て疲れを感じる。
巡礼を始めて、毎日毎日宿を変えている。
これは私のとってストレスだ。

ガリシア州で楽しむプルポ(タコ)

ガリシア州で楽しむプルポ(タコ)

いつもアルベルゲに着いたらバックパックの中身を殆ど出して、そして次の日の朝にはま全部また入れなおす。
なんだか落ち着かないなーと今更思ったり。
普通の観光旅行やリゾート地でゆっくりしたい気分。
それでも、もはや習慣というか、朝になると歩き出す。

残り数日を私はどうやって歩こうかと思った。
楽しく色んな人と会話しながら歩くのか、とにかく歩く事に集中して歩くのか・・・。
考えてみたけど答えは出なかったから、流れに身を任せることにした。

サリアからの道のりは団体の巡礼者が増えた。
身軽なバックパックでショートパンツを履いて、音楽を流しながら歩いてる。
同じ道を歩いていてもどうしてもサン・ジャンから歩いている人との温度差を感じてしまう。

今日も韓国人BDさんと歩いた。
BDさんはとにかく積極的に話しかけてるから、私もついでに色んな巡礼者の話を聞ける。
今日はパキスタン人と出会った。
彼女はムスリムだけど、このカトリックの道をただ歩きたいという理由で歩いているという。
真相はよくわからない。彼女はどうやらプエルトリコに住んでいて、以前はアメリカで医者として働いていたみたい。
プエルトリコの事、実はよく知らなかったけど彼女のアメリカに対する想いを聞いて、なんとなく理解した。
「何で日本人と韓国人が一緒に歩いているの?」
含みのある言葉だった。その後に続く話も英語だったけど言ってることは伝わってきた。
別にトゲがあるとは思わなかったけど、この場は私にとって曖昧な英語でよかったと思った。
実際は私が何かしたわけじゃないけど、責められてる気分になった。
あーやっぱり私は日本国民なんだって実感。

もし、彼女がパキスタンに住んでいたとしたらこの道に来れたのかな。
スペインの物価から考えても難しいものがあるんじゃないかと思う。
だって実際にこの道はお金がかかる。アルベルゲに泊まってバルで食事をしたらそれなりのものだ。

私の友達で毎日聖書を読む程、熱心なキリスト教の子がいる。
だけどアフリカ出身でヨーロッパに行くなどビザも簡単におりない、
おりても相当お金がかかるし、航空券なんて簡単に変えるものじゃないって言ってた。
そんな熱心なキリスト教信者がこの道を歩けずに、私みたいなのが歩いているのも変だなと思ったり。
そもそもそのアフリカ人の友達は、こんな原始的な生活をしたいなんて思わないだろうな。
近代的なものやコンピューターが大好きだから。
今日は色々考えさせられた。
なぜ私は敢えてこんな事をしているのだろう。
必要なだけの少ない荷物を背負って歩き、ひたすら山道や麦畑を歩く。
日が暮れれば寝て、明るくなれば歩き出す。
私はカミーノに来る前にこんなシンプルな生活に憧れていた。
忙しい毎日は朝日や夕日を見ることもなく、食事の時間もバラバラ。
身の回りは選ぶことも難しいくらい物で溢れて、入ってくる情報量も多い。

今はシャンプーひとつで髪も洗えば洗濯もする。
リンス使わないから長い髪もゴワゴワ。
せっかく開催されているワールドカップも満足に見る事はない。
消灯は22時にはやってくる。
それはそれでストレスもあって、疲れてくる。
私にとってどうする事が一番良いのかなぁ。
ヤコブの道だから、神とかそんなんを感じられたらいいけど、正直そんな感じでもない。
サンチャゴでどう思うのか。

今わかっている事は、この時間が終わると思うと何だか淋しい。
もちろん待ってる未来も楽しいだろう。
でも終わりが来る時は淋しい感じになるんだろうな。

キケさんの留学先サラマンカ ローマ橋

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼0日目
@サン・ジャン

ついに今日、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーまでやって来た。
セビージャに居た時は、馬のフンの臭さと暑さと、宿のストレスで「早く巡礼を始めたい!」
と強く思っていたけど、サラマンカで温かいファミリアとキケ・タナカとのんびり涼しく過ごしていたら
「本当に800㎞も歩けるのかな」と心配になってきた。
サン・ジャンに着いて、「本当に巡礼を始めるんだ。」という気持ちも高まり、
しかも8㎞地点の宿がもういっぱいなんて現実を知り、緊張が高まってきた。
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サンジャン アルベルゲからの眺め

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼0日目
@サン・ジャン

巡礼0日目
フランスSaint-Jean-Pied-de-Port(サン・ジャン・ピエ・ド・ポー)
遂にフランス人の道の起点となる村に着いた。
今回の巡礼のスタート地点到着の前に、モロッコからジブラルタル海峡を渡り、
スペインを北上して来てやっとフランスに着いたのでここまでも長く感じた。
(ただしここまでは交通機関を使ってるわけだから、これから歩く道とは比べものにならない・・・)
でもここまでの旅の間、巡礼では使わなそうな物を見極めて荷物を軽くしたり、
体にバックパックを慣らすことができたから、準備期間としてはよかったと思う。
もともと私はスペインのアンダルシア地方の少し切なげな雰囲気が好きだった。
だからスペイン旅でのほとんどはアンダルシアを周る事が多く、マドリードから南の地域にしか足を延ばしていない。
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