ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ021回】
歩くことは”生きる事”
カミーノ最終日

~サンティアゴ・デ・コンポステーラより~

・フィステーラからムシアまでの道について
・北スペインで見つけた、透き通る綺麗な海
・静かで可愛い海辺の街ムシアとCosta da Morte(死の海岸)と呼ばれる荒海
・聖母マリアが舟に乗って現れたという場所、舟の聖母教会
・ムシアの見晴らしのいい丘
・全てやりきった後の二度目のミサ、二人がカミーノを振り返る
・ゆきーたが再生をしたいと考えた理由
・カミーノでシンプルな生活ができた事が印象的
・最後までリュックを軽くすることが出来なかったロミロミ
・沢山の巡礼者と関わる事で学んだもの
・「これが私達の巡礼です。」

ポルトの街で見つけた矢印

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼55日目
@ポルト

2014/07/07 ロミロミ
Porto(ポルトガル、ポルト)

巡礼の旅を終えて、今はポルトガルに移動した。
7月5日、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街にさようならを言って、
そこからゆきーたとも離れ離れ。それぞれの道を進んだ。
久しぶりに電車に乗ったなぁー。

ポルトの街で見つけた矢印

ポルトの街で見つけた矢印

ポルトというポルトガル第二の都市に来て、一人、カミーノを振り返る。
というか、勝手に思い出してしまう。
私はカミーノを外れ、今は巡礼者とは言わないかもしれない。
誰もブエン・カミーノ!と声をかけてはこない。
(それでもここはカミーノのポルトガル人の道という巡礼路の通過地点の街でもある。)

ホステルに泊まっているけど、今までのように門限もないし、
21時に部屋に入ったら電気が消えていたということもない。
ホステルの宿泊者は0時を過ぎても起きているし、朝だってゆっくり。
シャワーのお湯もそれなりに出る。
やっとワールドカップもテレビでゆっくり見れる。
ポルトの街は都会らしく、外で学生たちが騒いでいる。
いかにも楽しい世界。

でもなんだかボロボロの服を着た巡礼者達が懐かしくって、この日記を開いてみた。
一緒に歩いた人たちは今頃どうしているんだろうな、なんて考えている。
日記を始めから読み返した。
始めの方、なんだか青くさいなぁ~!
それがどんどん濃くなってきて、そして私達がどんどん疲れていっているのがわかる。
そうそうゆきーたは本当にいつ離れて行ってしまうんだろうと思っていたんだよね。
そのうちには私一人で収録もしなきゃいけないんじゃないかと覚悟していたんだもん。

私は5月24日、VENTOSAのアルベルゲで出会ったオスピタレラのお蔭で皆と歩いていく事を決意していた。
だからブルゴス辺りでの最高潮の疲労感やストレスの後も何とか軌道修正をした。

だけど神サエコはサンチャゴで言ってた。
「まさか本当に最後まで一緒に来てもらえると思わなかったよ。」
時々サエコさんのサンチャゴで抱き合った時の顔を思い出す。
マサナオさんの男泣きを思い出す。
BDさんがいつも記録にと、私達を撮っていたビデオを撮る姿を思い出す。
みんなの歩き姿を思い出す。

今は電車に乗ったっていいし、毎日重いバックパックを背負わなくったっていい。
今までは全てをシャンプーだけで洗っていたけど、今日はリンスも買っちゃった。

だけど、カミーノが恋しくて日記を書いた。
バックパックにつけたホタテ買も、ボロボロの靴も、しゃれっ気のない服も巡礼者の証。

あの時間は恋しいけど、もう二度と同じ出来事は起こらない。
例え今後同じメンバーに会えたとしても、あの時間に同じように戻ることはできないし、再現することはできない。

だから私はカミーノのこと、しっかり自分の中に閉まっておく。
新しい時間を、これからの時間を、道を大切にまた進んで行きたいと思う。
そして、これで私達の巡礼日記は終わりとしよう。

巡礼が終わった時、本当の巡礼が始まる。

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼51日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/07/04 ロミロミ

Santiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

全行程を終えて、サンティアゴ・デ・コンポステーラに戻り、大聖堂で二度目のミサに参加した。
本当にこれで全てが終わったんだなと思った。
達成感、満足感も大きいけど、明日からは矢印のない道を歩くことのさみしさ。

この道の魅力はなんだろう・・。

巡礼が終わった時、本当の巡礼が始まる。

巡礼が終わった時、本当の巡礼が始まる。

みんな実際に歩いているのは一本の同じ道。
だけど、みんないろんな瞬間で自分が決めた選択をしながら前に向かって道を歩いている、
時には道をそれる人もいたし、離れる人もいた。
そんな選択の積み重ねがカミーノ。一本の道になる。

ヤコブに詣でるという一つの目的を持って歩くけど、そこまでの理由もそれぞれ。
同じ道であっても、それぞれがそれぞれの道を歩いている、一つとして同じ道はない。
私は私の道を歩いたし、ゆきーたもゆきーたの道を歩いた。

目的地に向かって速く歩いていくのか、のんびり他の事をしながら歩いていくのか、
誰と歩くのかも自由。
背負う荷物の重さだって自分で決めたらいい。
私は荷物をもっと減らしたかったけど、最後までそれが出来ずにいた。
だけど、その荷物を背負って歩けるだけの身体になった。

自分に必要な物だけを選んで背負って、ただただひたすら歩いて、
出会う人々と触れあいながら目的地までいくというシンプルなもの。

こんなシンプルな事をする事の方が今は難しいのかもしれない。
またこの道をきっと懐かしく恋しく思うだろう。

今まで一緒に歩いてきたゆきーたを始め、道で会話をした巡礼者達、
日本で私を応援し、送り出してくれた方々に感謝します。

カミーノは辛くて、沢山考えたり、真っ白になったり、だけど楽しくて、きれいで、心に残る道です。

ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ018回】
新たな目標
聖地から地の果てに向けて

~サンチャゴ・デ・コンポステーラより~

•775km 43日間の道のりとカミーノファミリー
•感動のミサ ボタフメイロ(大香炉)と美しいシスターの歌声
•振り返るカミーノ、気持ちの動き
•巡礼者がオシャレに変身する時
•ヤコブ様にHugする 大聖堂情報
•思いを込めて、大聖堂を寝転がって眺める
•明日からの目的地、地の果て

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼43日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/06/26 ロミロミ

巡礼43日目

Ssntiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

43日間かけて約800㎞の道のりを踏破!!!
朝7時にはアルベルゲを出発し、8時過ぎにはサンチャゴのカテドラルに到着。
巡礼事務所は既に開いていて、巡礼証明書を手に入れた。

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

昨日、離れ離れになってしまったうえちゃんとはそこで出会ったけど、
少し会話をしてそれで終わりになった。
最後にこんなことになってしまって残念で仕方ない。
私は和解した方がいいんじゃないかと思ってたけど、それまでの色んな思いがあってそうもいかなかった。
これも巡礼か・・・。

マサナオさんは一番平静に歩いていたと思っていたけど、サンチャゴに到着したら感極まって涙を流していた。
カテドラルに到着する道を歩いている時、急に私の中で水戸黄門の音楽が流れ始めた。
マサナオ、サエコさんとともに助さん、格さん役の私達が歩いてきた道。

カテドラルの前でサエコさんともハグをして喜んだ。
40日以上もあれば、それも24時間一緒にいれば、揉め事もよくあった。
ゆきーたもいつ黄色の矢印から離れてしまうかわからないし、
「もう離れるわ。」とゆきーたがいつ言ってもおかしくないような状況だったと思う。
私も歩きはじめの頃は疲れて、先が遠くて、
別に全部歩ききらなくったっていいんじゃないかという気持ちがすごくあった。
それでも何とかサンチャゴまで皆で到着できて本当によかった!
自分一人で辿り着いていたらこんな風には喜びあえなかったかもしれない。
今日のランチは神夫婦がパラドールに招待してくれた。

マサナオさんはこれまでのカミーノを振り返り涙した。
豪華な国営ホテルでのランチに似合わないサンジャンスタイル。
でもこれもサンチャゴなら問題ないでしょう。

マサナオさんとサエコさんは、
「私達は二人きりだったらここまで来れていなくって、きっと途中で日本に帰っていたと思います。」
と言っていた。
もし、私達がいなくても、それでも二人は強く前に進んでいたと思う。
きっと誰かしらが二人の事を手助けしたりして、なんとか前に進んでいったに違いない。
マサナオさんは「ワガママ言って、迷惑かけたこともありました。子供みたいな行動もしてしまってごめんな。」
と私達に謝っていた。
マサナオさんは頑固なことも多くて、でもずっと心の中で悪かったなと思いながらここまで来ていたのかもしれない。
私も疲れやイライラすることで二人に強く言ってしまったことも何度もあった。
ごめんなさい。
でもとにかく皆でゴール!!
重ねてきた時間は、とても思い出深いものになりました。

ゆきーたをはじめ、道で会ったみんな、一緒に歩いた人たち、日本で送り出してくれた人たち、
本当にありがとう。

ラジオ放送
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【恋スパラジオ017回】
サンチャゴ到着前日!
本当の巡礼第一歩を思い出す

~モンテ・ド・ゴソより~

・サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着の前日収録!
・巡礼者がサンティアゴの大聖堂を見つけて歓喜したという丘、モンテ・ド・ゴソ
・40日間全て違う宿に泊まってきたロミロミのストレス
・サン・ジャンスタイルとしての誇りを持つ私達
・グループの中で一番先にカテドラルの尖塔を見つけたい理由
・ロミロミとゆきーたの心が揺れ動かされた時、巡礼者が巡礼者を呼ぶ

ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ014回】
山と道と人と旅

~レオンより~
・ゲストは私達の巡礼のスパイスになってくれている島根のうえちゃん
・うえちゃんは若い頃から登山が好き
・言葉が通じなくても様々な人と交流のできるうえちゃん
・花が咲き乱れる6月のカミーノ
・登山の目的は普段では見れない花々を見ること
・歩きながら自分や家族の人生を考える、普段考えない事を麦畑の中で思い返した
・北海道 礼文島での青春 桃岩荘ユースホステルでの思い出
・二段ベッドでも、雑魚寝でも、お風呂に入れなくても楽しめるうえちゃん
・来年はないかもしれない、今年必ず行くと決めたカミーノ
・カミーノで体調を崩し、寝込んでしまい帰国しようと考えた
・サンチャゴで最後にみんなを抱きしめたい!!

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【恋スパラジオ009回】
ドライブしながら
チラ見のスペイン一周後編

~ベロラドより~

・大谷さんからカミーノについての質問特集
・どんな国の人たちが、どんな格好で歩いてるの?
・カミーノのサインってどんな意味があるんだろう?
・大谷さんのオヤジギャグ登場
・自転車巡礼者について
・逆向きに歩いて行く人っている?
・教会のアルベルゲに泊まった話
・日本の歌を披露する
・カミーノでの教会行事の謎

パンプローナからプエンテ・ラ・レイナへの道のり

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼4日目
@プエンテ・ラ・レイナ

2014/05/18 ロミロミ
巡礼4日目
Puente la Reina(プエンテ・ラ・レイナ)

今日はパンプローナからプエンテ・ラ・レイナまで24㎞程の道程。
パンプローナの都会の街を出て、麦畑や菜の花のような黄色い花が一面に広がる
風景の中を進んでいく。
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