ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ018回】
新たな目標
聖地から地の果てに向けて

~サンチャゴ・デ・コンポステーラより~

•775km 43日間の道のりとカミーノファミリー
•感動のミサ ボタフメイロ(大香炉)と美しいシスターの歌声
•振り返るカミーノ、気持ちの動き
•巡礼者がオシャレに変身する時
•ヤコブ様にHugする 大聖堂情報
•思いを込めて、大聖堂を寝転がって眺める
•明日からの目的地、地の果て

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼43日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/06/26 ロミロミ

巡礼43日目

Ssntiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

43日間かけて約800㎞の道のりを踏破!!!
朝7時にはアルベルゲを出発し、8時過ぎにはサンチャゴのカテドラルに到着。
巡礼事務所は既に開いていて、巡礼証明書を手に入れた。

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

聖ヤコブの眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラでの巡礼者ミサ

昨日、離れ離れになってしまったうえちゃんとはそこで出会ったけど、
少し会話をしてそれで終わりになった。
最後にこんなことになってしまって残念で仕方ない。
私は和解した方がいいんじゃないかと思ってたけど、それまでの色んな思いがあってそうもいかなかった。
これも巡礼か・・・。

マサナオさんは一番平静に歩いていたと思っていたけど、サンチャゴに到着したら感極まって涙を流していた。
カテドラルに到着する道を歩いている時、急に私の中で水戸黄門の音楽が流れ始めた。
マサナオ、サエコさんとともに助さん、格さん役の私達が歩いてきた道。

カテドラルの前でサエコさんともハグをして喜んだ。
40日以上もあれば、それも24時間一緒にいれば、揉め事もよくあった。
ゆきーたもいつ黄色の矢印から離れてしまうかわからないし、
「もう離れるわ。」とゆきーたがいつ言ってもおかしくないような状況だったと思う。
私も歩きはじめの頃は疲れて、先が遠くて、
別に全部歩ききらなくったっていいんじゃないかという気持ちがすごくあった。
それでも何とかサンチャゴまで皆で到着できて本当によかった!
自分一人で辿り着いていたらこんな風には喜びあえなかったかもしれない。
今日のランチは神夫婦がパラドールに招待してくれた。

マサナオさんはこれまでのカミーノを振り返り涙した。
豪華な国営ホテルでのランチに似合わないサンジャンスタイル。
でもこれもサンチャゴなら問題ないでしょう。

マサナオさんとサエコさんは、
「私達は二人きりだったらここまで来れていなくって、きっと途中で日本に帰っていたと思います。」
と言っていた。
もし、私達がいなくても、それでも二人は強く前に進んでいたと思う。
きっと誰かしらが二人の事を手助けしたりして、なんとか前に進んでいったに違いない。
マサナオさんは「ワガママ言って、迷惑かけたこともありました。子供みたいな行動もしてしまってごめんな。」
と私達に謝っていた。
マサナオさんは頑固なことも多くて、でもずっと心の中で悪かったなと思いながらここまで来ていたのかもしれない。
私も疲れやイライラすることで二人に強く言ってしまったことも何度もあった。
ごめんなさい。
でもとにかく皆でゴール!!
重ねてきた時間は、とても思い出深いものになりました。

ゆきーたをはじめ、道で会ったみんな、一緒に歩いた人たち、日本で送り出してくれた人たち、
本当にありがとう。

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音声

【恋スパラジオ017回】
サンチャゴ到着前日!
本当の巡礼第一歩を思い出す

~モンテ・ド・ゴソより~

・サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着の前日収録!
・巡礼者がサンティアゴの大聖堂を見つけて歓喜したという丘、モンテ・ド・ゴソ
・40日間全て違う宿に泊まってきたロミロミのストレス
・サン・ジャンスタイルとしての誇りを持つ私達
・グループの中で一番先にカテドラルの尖塔を見つけたい理由
・ロミロミとゆきーたの心が揺れ動かされた時、巡礼者が巡礼者を呼ぶ

サンチャゴまで残り4km!大聖堂の尖塔を初めて目にする場所

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼42日目
@モンテドゴソ

2014/06/25 ロミロミ

巡礼42日目

Monte do Gozo(モンテ・ド・ゴソ)

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの道のりは、あと1日を残すのみとなった。
後ろを振り返れば、長く道が出来た。

サンチャゴまで残り4km!大聖堂の尖塔を初めて目にする場所

サンチャゴまで残り4km!大聖堂の尖塔を初めて目にする場所

歓喜の丘(Monte do Gozo)に登り、サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂の尖塔を見つけた時は
言葉にならない嬉しさとともに感極まった。
一緒に歩いた皆でカテドラルを見つけて喜んだ。まさに歓喜の丘!

「もうあと少しなんだー!」とやっと実感。
今まで色んなカテドラルを見てきたけど、これだけは思いの深さが違う。

あと少し、とはいっても最後まで何があるかわからない。
なぜなら一緒に歩いていたセレブのうえちゃんと昨日、ちょっとした事で揉め事になってしまった。
それからというものどうも私達と歯車が狂ってしまって。

遂に今日は違うアルベルゲに泊まる事になった。
もうあと少しなのに。
何でここまで来てこんなことになってしまうのか。

うえちゃんは「皆でサンチャゴに着いて抱き合いたいけ~!」って言ってたのに・・・。
明日はどうなるんだろう。

巡礼路にコウノトリを発見!

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼27日目
@ビジャダンゴス・デル・パラモ

2014/06/10  ゆきーた

巡礼27日目 

Villadangos del paramo (ビジャダンゴス・デル・パラモ)

昨日、寝る前にアルベルゲの窓からカテドラルを見た。
風が心地よくて、とてもキレイだった。

巡礼路にコウノトリを発見!

巡礼路にコウノトリを発見!

朝、都会の矢印を見落としやすい私はうえちゃんと一緒に歩いてもらった。
今日も歩き始めて30分くらいで左肩と背中が痛くなる。
肩と背中が痛い、と言うと、うえちゃんが「タオルはさんでみる?ほら、ここでやってみよう」と言ってくれた。
レオンのパラドール前のベンチに座り、タオルを持っていない私はリュックから長袖Tシャツを取り出し、うえちゃんがそれを左肩にはさんでくれた。
あーラクだ。
「ズレたらまた入れてあげるけん、言いなーよ!」
その後もこまめに私のリュックの具合をチェックしてくれるうえちゃん。山歩きベテランのうえちゃんは、歩き方の助言もくれる。
ありがたや。

そのうちロミーも加わり、道中はうえちゃんの昔の恋愛話で花が咲く。
カミーノ上で、女子3人恋愛トークができるなんて想像もしてなかったな。

アルベルゲに着いてから昼食をとり、昼寝をしていたところ、うえちゃんに「ちょっと来て」と起こされる。
やはり今日もモチーラ(リュック)問題。
オスピタレロに聞いたところ、昨日泊まったレオンのアルベルゲにうえちゃんと神夫妻のモチーラが置きっ放しになっているとのこと。
優しいオスピタレロ。運送屋と昨日のアルベルゲに電話で確認してくれたらしい。
昨日のアルベルゲのオスピタレロが運送屋への連絡を忘れたのか、運送屋がそこに寄るのを忘れたのか定かではないが、最終的には20€支払えば1時間でこのアルベルゲに運んでくれると。
「昨日(オスピタレロに)確認したときは、大丈夫やー言うてたのに、もー!」
いつもは仏様のように優しいさえこさんも怒っている。
私もつい、「またモチーラ⁉」と怒ってしまう。

でもここは日本ではない。
そういうこともあるでしょう。
起きてしまったことは仕方がない。
怒ってもモチーラは届かない。
20€で届けてくれるなら、まあいいか。
オスピタレロにお願いして待つことになった。

その後、久しぶりにさえこさんと2人で話した。
最近、疲れもあってかイライラして穏やかではなかった私にも、さえこさんは優しい。

さえこさんは、実は英語が話せるのかな?何か特別な能力を持っているのかな?と思うくらい、超越した動きができる。
まず、道に迷わない。外国人とコミュニケーションがとれる。

でも私達がそばにいると、すぐに助けを求めてしまう。
助けを求めることは決して悪いことじゃないけど、できることをできなくさせてしまっているのは私達なのかな?と思うことがある。
一緒にいなくちゃいけない、と思うことは、私の思い上がりなのでは、と思ったりしていた。
「お世話になりっぱなしでごめんね。」とさえこさん。
私はお世話らしいことは何もしていない。でも思っていたことを伝えてみた。
「さえこさんはできることが多いのに、私達がそばにいるとどうしても頼ってしまうから。できないことは私なりに手伝うけど、私達も限られた時間の中でやりたいことがあるから、できることはやってほしいな。」
そう言うとさえこさんは、
「そうだね。がんばります。」と笑顔で言った。

こんなこと言ってよかったかなぁ、とも思ったけど、ずっとモヤモヤしていたことを伝えたらスッキリした。

そしてこれからも、皆で一緒にサンティアゴまで歩きたいな、と思った。

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼25日目
@レオン

2014/06/08 ゆきーた

巡礼25日目

Leon(レオン)

昨夜なかなか寝付けず、眠いままレオンに向かう。
歩きながら「あー疲れた」「もう歩きたくないよー。」など独り言が多い。
レオンで二泊することになってるけど、一泊で去ろうかなぁ・・・1度1人になってみようかなぁ、などと考えたり・・。

矢印を見失いながらもレオンに到着!

矢印を見失いながらもレオンに到着!

レオン手前で疲れがピークに達し、橋の前の広場にあった木陰のベンチで休んでいた。
そしたらロミちゃん元気に登場。
少し一緒に休む。

その後、私の悩みについて話しながらレオンに入る。
話に熱中しすぎて街の中の矢印を見失い、迷いながらアルベルゲへ。
都会の矢印は見落としやすい。

道中、最近見かける日本人女子の話になる。
あまり群れにならないような印象なので声をかけてよいのかわからない。
ロミちゃんは昨日の宿で少し話したらしい。

じゃあ今夜ディナーに誘ってみようか!と2人で計画を立てた。

お昼は韓国人のBDさん、うえちゃん、ロミーと私でバルへ。
都会のバルは物珍しいものが出てきて見た目も楽しい。
BDさんにハングル文字を教えてもらったり、みんなで楽しく過ごした。
それにしても、うえちゃんはすごい。
ほぼ日本語のみでBDさんや他の外国人とも交流できている。
BDさんは最初少し厳しい印象があったけど、気さくなうえちゃんのおかげもあり、笑顔を見せてくれるようになった。
BDさんは「うえちゃんと会う為にカミーノに来た。」とまで言っていた。

そしてその後皆でカテドラルへ。
ステンドグラスが美しい。
スペイン三大カテドラルの一つ、レオンのカテドラル。
きちんと歴史の勉強してたらもっと楽しいのだろうな。
ぽかんと口を開けたまま、見学。

アルベルゲに戻ると、私の隣のベッドにはなんと話題の日本人女子。
こんなに大容量のアルベルゲで!

運命。

話しかけてみる。

反応いいな。

意外と話してくれるかも?
「こんなこと聞いていいですかー?」なんて言いながらグイグイ質問した。
彼女の名前はエリさん。
英語とフランス語が話せて、自然が好き。
そして単独行動を好む。

ロミちゃんも会話に参加。エリさんをディナーに誘うも彼女は明日また出発する予定なので遅い時間は避けたい様子。
そらそうだ。
その後、ひとまず私達は二泊目のアルベルゲの予約に出かけ、早い時間からやっているバルをチェックし、エリさんを誘った。
「コーヒーなら飲めるよ。」と言ってくれたので、3人でアルベルゲ前のバルへ。

エリさんは元々カナダにいて、その後フランスへ。
とにかく山や自然が大好きで「地図見てて、緑色のところがあったらここに山があるな、と思って行ってみる。」
と言っていた。山登りだけでなく、ハイキングしながら景色を見るのが好き。
おもしろい話が出てくる出てくる。

恐る恐る、私達の番組にゲスト出演して欲しいとお願いしたら、なんとかOKをもらうことができた。

収録終了後も、女子3人のお喋りは続く。
「ヒッチハイクでカナダを横断したことがあって・・・」
そんな話もあったの⁉

すごい人がいた。

えりさんの格言。
「生きて帰る。」

明日出発するエリさん。
私達の数倍健脚だから、きっともう巡礼路上では会えない。
淋しいなーなんて言ってたら、
「生きてたらまた会えるでしょ?今日で最後とは限らないよ。」

その言葉を信じて、私のメールアドレスをエリさんのノートに書かせてもらった。
エリさんは自由が好きだし、私から一方的にメールをするのは良くないと思ったから、エリさんの連絡先は聞かなかった。

きっと連絡をくれるはずだ、と信じて待つことにした。

皆で歩調を合わせログローニョを目指す