巡礼路にコウノトリを発見!

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼27日目
@ビジャダンゴス・デル・パラモ

2014/06/10  ゆきーた

巡礼27日目 

Villadangos del paramo (ビジャダンゴス・デル・パラモ)

昨日、寝る前にアルベルゲの窓からカテドラルを見た。
風が心地よくて、とてもキレイだった。

巡礼路にコウノトリを発見!

巡礼路にコウノトリを発見!

朝、都会の矢印を見落としやすい私はうえちゃんと一緒に歩いてもらった。
今日も歩き始めて30分くらいで左肩と背中が痛くなる。
肩と背中が痛い、と言うと、うえちゃんが「タオルはさんでみる?ほら、ここでやってみよう」と言ってくれた。
レオンのパラドール前のベンチに座り、タオルを持っていない私はリュックから長袖Tシャツを取り出し、うえちゃんがそれを左肩にはさんでくれた。
あーラクだ。
「ズレたらまた入れてあげるけん、言いなーよ!」
その後もこまめに私のリュックの具合をチェックしてくれるうえちゃん。山歩きベテランのうえちゃんは、歩き方の助言もくれる。
ありがたや。

そのうちロミーも加わり、道中はうえちゃんの昔の恋愛話で花が咲く。
カミーノ上で、女子3人恋愛トークができるなんて想像もしてなかったな。

アルベルゲに着いてから昼食をとり、昼寝をしていたところ、うえちゃんに「ちょっと来て」と起こされる。
やはり今日もモチーラ(リュック)問題。
オスピタレロに聞いたところ、昨日泊まったレオンのアルベルゲにうえちゃんと神夫妻のモチーラが置きっ放しになっているとのこと。
優しいオスピタレロ。運送屋と昨日のアルベルゲに電話で確認してくれたらしい。
昨日のアルベルゲのオスピタレロが運送屋への連絡を忘れたのか、運送屋がそこに寄るのを忘れたのか定かではないが、最終的には20€支払えば1時間でこのアルベルゲに運んでくれると。
「昨日(オスピタレロに)確認したときは、大丈夫やー言うてたのに、もー!」
いつもは仏様のように優しいさえこさんも怒っている。
私もつい、「またモチーラ⁉」と怒ってしまう。

でもここは日本ではない。
そういうこともあるでしょう。
起きてしまったことは仕方がない。
怒ってもモチーラは届かない。
20€で届けてくれるなら、まあいいか。
オスピタレロにお願いして待つことになった。

その後、久しぶりにさえこさんと2人で話した。
最近、疲れもあってかイライラして穏やかではなかった私にも、さえこさんは優しい。

さえこさんは、実は英語が話せるのかな?何か特別な能力を持っているのかな?と思うくらい、超越した動きができる。
まず、道に迷わない。外国人とコミュニケーションがとれる。

でも私達がそばにいると、すぐに助けを求めてしまう。
助けを求めることは決して悪いことじゃないけど、できることをできなくさせてしまっているのは私達なのかな?と思うことがある。
一緒にいなくちゃいけない、と思うことは、私の思い上がりなのでは、と思ったりしていた。
「お世話になりっぱなしでごめんね。」とさえこさん。
私はお世話らしいことは何もしていない。でも思っていたことを伝えてみた。
「さえこさんはできることが多いのに、私達がそばにいるとどうしても頼ってしまうから。できないことは私なりに手伝うけど、私達も限られた時間の中でやりたいことがあるから、できることはやってほしいな。」
そう言うとさえこさんは、
「そうだね。がんばります。」と笑顔で言った。

こんなこと言ってよかったかなぁ、とも思ったけど、ずっとモヤモヤしていたことを伝えたらスッキリした。

そしてこれからも、皆で一緒にサンティアゴまで歩きたいな、と思った。

レオンにあるガウディ建築ボティネス邸

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼26日目
@レオン

2014/06/09 ゆきーた

巡礼26日目(休息日)

León

アルベルゲのオスピタレロに注意されるまで食堂でゆっくり過ごし、皆で街のバルへ。
次に泊まるアルベルゲが開く時間までのんびりバルで過ごす。
今日のアルベルゲは€10。

レオンにあるガウディ建築ボティネス邸

レオンにあるガウディ建築ボティネス邸

ちょっと高めだけど4人部屋でトイレとシャワー付き。
うえちゃんの部屋は€20の個室でバスタブとトイレ付き!ステキ!
チェックイン後はロミーと二人でショッピング。
スポーツ用品店でサングラスを買い、その後ランチへ。高いけど美味しい。
じゃがいものアリオリあえ、エビのアヒージョ、サラダ。
どれもこれもおいしい。
店も満員で活気に満ち溢れている。都会!胸が躍る。

ランチ後はコルテイングレスへ。
久々のデパート。
どれもこれも素敵に見える。
あーこれが巡礼じゃなければ、あのバックもこの帽子も買ってるのにな〜。
最後に大好きな食料品売り場へ。
田舎のスーパーとは違う品揃え。
どれもこれも美味しそう。
食品売り場でウインドーショッピング。
これが楽しい。
そのうち巡礼中というよりただの旅行中に思えてくる。

その後うえちゃんを誘ってヨーグルトアイスを食べにいく。
うえちゃん「おいしい〜幸せ〜最高!」って。
うえちゃんも休息日を楽しんでいる。
最近ストレスでもんもんとしていたけど、昨日のランチから今までずっと楽しんでなんだかスッキリした。
やっぱり休息日って必要だね!

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼25日目
@レオン

2014/06/08 ゆきーた

巡礼25日目

Leon(レオン)

昨夜なかなか寝付けず、眠いままレオンに向かう。
歩きながら「あー疲れた」「もう歩きたくないよー。」など独り言が多い。
レオンで二泊することになってるけど、一泊で去ろうかなぁ・・・1度1人になってみようかなぁ、などと考えたり・・。

矢印を見失いながらもレオンに到着!

矢印を見失いながらもレオンに到着!

レオン手前で疲れがピークに達し、橋の前の広場にあった木陰のベンチで休んでいた。
そしたらロミちゃん元気に登場。
少し一緒に休む。

その後、私の悩みについて話しながらレオンに入る。
話に熱中しすぎて街の中の矢印を見失い、迷いながらアルベルゲへ。
都会の矢印は見落としやすい。

道中、最近見かける日本人女子の話になる。
あまり群れにならないような印象なので声をかけてよいのかわからない。
ロミちゃんは昨日の宿で少し話したらしい。

じゃあ今夜ディナーに誘ってみようか!と2人で計画を立てた。

お昼は韓国人のBDさん、うえちゃん、ロミーと私でバルへ。
都会のバルは物珍しいものが出てきて見た目も楽しい。
BDさんにハングル文字を教えてもらったり、みんなで楽しく過ごした。
それにしても、うえちゃんはすごい。
ほぼ日本語のみでBDさんや他の外国人とも交流できている。
BDさんは最初少し厳しい印象があったけど、気さくなうえちゃんのおかげもあり、笑顔を見せてくれるようになった。
BDさんは「うえちゃんと会う為にカミーノに来た。」とまで言っていた。

そしてその後皆でカテドラルへ。
ステンドグラスが美しい。
スペイン三大カテドラルの一つ、レオンのカテドラル。
きちんと歴史の勉強してたらもっと楽しいのだろうな。
ぽかんと口を開けたまま、見学。

アルベルゲに戻ると、私の隣のベッドにはなんと話題の日本人女子。
こんなに大容量のアルベルゲで!

運命。

話しかけてみる。

反応いいな。

意外と話してくれるかも?
「こんなこと聞いていいですかー?」なんて言いながらグイグイ質問した。
彼女の名前はエリさん。
英語とフランス語が話せて、自然が好き。
そして単独行動を好む。

ロミちゃんも会話に参加。エリさんをディナーに誘うも彼女は明日また出発する予定なので遅い時間は避けたい様子。
そらそうだ。
その後、ひとまず私達は二泊目のアルベルゲの予約に出かけ、早い時間からやっているバルをチェックし、エリさんを誘った。
「コーヒーなら飲めるよ。」と言ってくれたので、3人でアルベルゲ前のバルへ。

エリさんは元々カナダにいて、その後フランスへ。
とにかく山や自然が大好きで「地図見てて、緑色のところがあったらここに山があるな、と思って行ってみる。」
と言っていた。山登りだけでなく、ハイキングしながら景色を見るのが好き。
おもしろい話が出てくる出てくる。

恐る恐る、私達の番組にゲスト出演して欲しいとお願いしたら、なんとかOKをもらうことができた。

収録終了後も、女子3人のお喋りは続く。
「ヒッチハイクでカナダを横断したことがあって・・・」
そんな話もあったの⁉

すごい人がいた。

えりさんの格言。
「生きて帰る。」

明日出発するエリさん。
私達の数倍健脚だから、きっともう巡礼路上では会えない。
淋しいなーなんて言ってたら、
「生きてたらまた会えるでしょ?今日で最後とは限らないよ。」

その言葉を信じて、私のメールアドレスをエリさんのノートに書かせてもらった。
エリさんは自由が好きだし、私から一方的にメールをするのは良くないと思ったから、エリさんの連絡先は聞かなかった。

きっと連絡をくれるはずだ、と信じて待つことにした。

ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ013回】
海外一人旅は
トレッキングとキャンプ三昧

~レオンより~

・ゲストは自然好き女子のエリさん
・ヨーロッパの山をキャンプしながら楽しむ
・今は食べる事と歩く事が仕事
・エリさんの印象に残った山はポーランド(タトラ山脈)とカナダ(レイク・ルイーズ)にある
・生きて帰ろう、生きとったらまた会えるけん
・エリさんのピレネー越えは悪天候だった
・お勧めの食べ物、白アスパラガス
・今日のカミーノ格言

カミーノで訪れるのはほとんどが小さな村

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼24日目
@マンシージャ・デ・ラス・ムラス

2014/06/07 ゆきーた
巡礼24日目

Mansilla de las mulas(マンシージャ・デ・ラス・ムラス)

今日は次の町まで13㎞。
小雨が降る中、長い道のりが嫌で早歩きになる。
途中出会ったちょんまげ頭のおじさん。
ギターを背負っている。

カミーノで訪れるのはほとんどが小さな村

カミーノで訪れるのはほとんどが小さな村

お互い抜いたり、追い越されたりを繰り返しているから時々声をかけてくれる。
その後会ったのは母子らしき巡礼者。
いいな、お母さんと巡礼か。
私も将来そういうことしてみたいな、と思ったりして。

歩きながら考えてみる。
毎日イライラしてしまっている事実。
もっと楽しく陽気に過ごしたいのに、それができなくて悩んでしまっている。
こんなことなら一人でその辺プラプラしてた方が楽しいのではないかなぁー。

巡礼を楽しめてないな。
うまくいかないことも楽しむはずだったんだけどなー。
広い世界に出てきたのに、世界が狭くなってきている。

危険だ。

楽しそうに過ごしている人たちが羨ましくなってくる。
私も楽しいはずなのに!
なんでこんなにストレスが溜まっているんだろう!?

こないだセレブのうえちゃんと、なぜ巡礼にきたのか話した。
うえちゃんはお願い事があった。
あとは人との出会いが楽しみだったと。
「あんたは?」と聞かれ、なんでだっけなーと考えた。
あーそうだそうだ思い出した。
巡礼をすることで普通の旅行では学べないこととか見れない景色とかそうゆうの楽しみにしてたんだ。
「変化」とか「再生」とか、巡礼が終わってすぐ出来ることじゃないけど、何年後かに「あーこういうことだったんだな、巡礼って」って思えたらいいなと思ってたんだ。
あと、歩くことって自分にはキツイことだから、その苦行が終わった時に「やればできるじゃーん」っていう達成感を味わってみたかったんだよね。
自然の中で色んな事振り返ったり、これからの想像膨らませたり、そんなことも楽しみにしてた。

そう言ったらうえちゃんは
「そうだね、こうやって色んな村を自分の足で周るだけでもいい経験になってるよね」
と言った。
確かにそうだな。
こんなに小さい村、普通の旅行では寄ることないもんね。
そうかー、イライラしてる時間があったら他に考えること、いーっぱいあるのにもったいないなー。
友達と一緒にこんなに長く旅ができることもふつうに考えたらとっても貴重だな。
なのでロミーとも楽しい思い出たくさん作りたいなと思う。

でもこのままストレス抱えてたらそのうちバクハツして一人になってしまうかもしれない。
その時はその時。
それも楽しめるといいな!

道が二つに分かれる時は要注意!

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼23日目
@エルブルゴロネロ

2014/06/06 ゆきーた

巡礼23日目
El Burgo Ronero(エルブルゴロネロ)

今日は朝から神夫妻がもめている。
どうやら奥さんが昨日モチーラ(バックパック)の配達についての確認(電話すること、置き場所)を忘れてしまったらしい。
アルベルゲの受付はまだ開いてない。
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麦畑の風景が毎日続く

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼22日目
@サアグーン

2014/06/05 ロミロミ

巡礼22日目

Sahagun(サアグーン)

今日は歩いている途中で日本人男性二人と出会う。
二人とも60代だ。
本当によく60代の人とはこの道で出会う。
日本人は長い休みを取れないし、退職してからでないと巡礼旅のようなことはなかなかできないのだろう。

麦畑の風景が毎日続く

麦畑の風景が毎日続く

夕食はスーパーに買い出し、みんなで自炊。スペインではスイカも安い。
スイカのデザート付きでもみんなで割り勘すれば一人2ユーロ程度。
せっかく仲良くなれたけど、彼らの航空券もそんなに余裕はない。
私達はとても余裕のある日程で来ている。
それどころか私は帰りの航空券を持ってないから、日程調整はいくらでもできる。
このところは誰かと会っても、数日も経たないうちにどんどんみんな過ぎ去って行ってしまう感じだ。
毎回毎回お別れで、さみしいな。
別に自分のペースで進んでいけばいいのだけど、
「どうせみんな先に行ってしまうんだから、また離れていくことになるんだ。」
という気持ちがあって、知り合った相手の事を深く関わろうとしなくなっているかもしれない。
私達は明日は15㎞しか歩かない。
その男性たちは31㎞程歩くそうだ。

途中で動物達が道を楽しませてくれる

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼21日目
@カルサディージャデラクエサ

2014/06/04 ロミロミ

巡礼21日目

Calzadizza de la Cueza(カルサディージャデラクエサ)

どうも昨日からのどが痛い。薬局でドロップを買ってなめてはいるけど・・。
最近は旅行に行く度に風邪をひいてしまう事が多い。

途中で動物達が道を楽しませてくれる

途中で動物達が道を楽しませてくれる

それでも今日はずっと平坦な道。
アップダウンが少ない、とにかく一本道。
初めの頃は広い一面の麦畑にも感動していたけれど、それもずっと続くと単調になってくる。
そういったわけでまたイヤホンを装着して色々聞いていた。
夕食は久しぶりに巡礼者メニューを食べることになった。
本当はタパスなどを頼んで普通の食事がよかったけど。
巡礼者メニューはたいてい10ユーロくらいするしそれほど美味しくない。
巡礼者なのに一食に10ユーロもかけるのはちょっと高いかなおと思う。
もちろんワインボトルも含むから、その点では安いのだけれど。
今日は一人で食べに行ったから、そこにいたドイツ人グループが一緒に食を共にしてくれた。
こんな小さな村だからお客のほとんどが巡礼者だ、すぐに打ち解けられる。
アジアに興味のある人で一生懸命に片言の日本語で話しかけてくれた。
映画のラストサムライのこと、武士道の事。
日韓関係のことも気にして聞いてきた。
みんな色んな事を知ろうとしていてすごいなと思う。

ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ番外編(012回)】
フラメンコとシェリー酒で
アンダルシアの日々

番外編

~ヘレス・デ・ラ・フロンテーラより~

・ゲストはグラナダで出会ったパコさん
・巡礼前に、フラメンコ・シェリー酒・馬術で有名なヘレスのバルで収録
・グラナダとフラメンコギターを愛するパコさん
・シェリー酒のワイナリー(ボデガ)で樽出しワインを味わった話
・体力が続く限り、スペインに通います!!

ミサに参列してカミーノでの無事を願う

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼20日目
@カリオンデロスコンデス

2014/06/03 ロミロミ

巡礼20日目(休息日)
Carrion de los Condes(カリオンデロスコンデス)

今日は歩かない日。今まで毎日毎日歩き続けてきたけど、やっと休める。
基本的に同じアルベルゲには連泊できないので、同じ街だけど違うアルベルゲに移動した。
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