【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼50日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/07/03 ロミロミ
Muxia(ムシア)→Santiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

7月2日に49日間に渡る、歩き巡礼が終わった。
サン・ジャン・ピエド・ポーからスタートした長い道のりは、フランス人の道を通り、
サンティアゴ・デ・コンポステーラで一旦踏破。
そしてまた新たな気分となり再出発、サンティアゴからフィステーラ、ムシアへと続いた。

ムシアに着いて、巡礼もこれで終わり。ムシアのカラフルな街並み

ムシアに着いて、巡礼もこれで終わり。ムシアのカラフルな街並み

私はムシアに着いてからは一気に疲れが出て、今までで一番早い時間に寝たと思う。
フィステーラからムシアまでの道のりはとにかく辛く感じた。
最終日だとわかっているのに、頑張れない、足が前に進まない。
途中で車を見かければ「乗せて欲しいよ~」と思っていた。

サリアからの道で団体のスペイン人に出会い、道の途中で踊りをしたことや、
ワイワイ騒ぎながら歩いた事など遠い昔のよう。
フィステーラからムシアの道の巡礼者は道で会ってもとにかく静かだった。
ムシアは人も少ないせいか何だか、地の果てのイメージがフィステーラよりも強く感じた。
透き通るような海もあるというのに一人も海岸に居ない。
「死の海岸」と言われるように、海に近づいてしまえば、これで最後という雰囲気すらある。
ここが生と死の堺なのかと思わせられる。
大変な道のりだったけど、ムシアまで行ってよかった。
ムシアまで行って、この巡礼が終わったという気持ちの区切りがついた気がする。

ムシアの海に雲から現れた一筋の光が、神秘的で、ゆきーたに
「マリア様が降りて来たみたいだよ。」と私は言った。

ムシアは悩むヤコブの前に聖母マリアが小舟に乗って現れたという伝説の場所。
そんな話が頭にあったからか、長い巡礼を経てそんな気分にさせられている状態だったかわからないけど、
光を見てすごく満たされた気分になった。

“ヤコブのはしご”というものだったのかな。
雲が覆われた隙間から、黒い海に向けてさす光だった。
私は別にスピリチュアルを求めて来たわけでもなかったけど、
長い道のりはそれを感じずにはいられなかった。
カミーノは不思議な道。

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