2014/06/06 ゆきーた
巡礼23日目
El Burgo Ronero(エルブルゴロネロ)
今日は朝から神夫妻がもめている。
どうやら奥さんが昨日モチーラ(バックパック)の配達についての確認(電話すること、置き場所)を忘れてしまったらしい。
アルベルゲの受付はまだ開いてない。

道が二つに分かれる時は要注意!
妻「私らがな、着いてすぐ受付が閉められてしまって。だから聞かれへんかった。」
夫「俺は昨日荷物のことを確認しておけよってちゃんと言ったのに何でやらないんだ。出発できないじゃないか!」
相変わらずトラブルメーカーのモチーラ。
この問題がなければどれだけ気楽な旅ができただろう。
きっとこのモチーラ問題はサンチャゴまで続く。
重たいリュックを次の目的地まで運んでくれるモチーラ業者。
そんな便利なサービスがあると知ったら、
「そうか、それは便利だ!」
と信用して頼りにしてしまうのは普通のこと。
しかしここはスペイン。
日本にいるときみたいに、何もかもスムーズにいくわけではない。
モチーラ業者に頼むときは、モチーラ業者に直接電話しないと取りにきてもらえない。もちろん、スペイン語か英語で。
オスピタレロにお願いすれば電話を代行してくれることもあるし、そうじゃないところもある。
業者の都合なのか、理由はわからないが指定した場所に届かないこともある。
その場合はやはりモチーラ業者に電話して聞かないといけない。
モチーラの置き場所に誰もいないことが多々あるので、モチーラが盗まれる、という最悪な出来事もある。
(実際に盗まれた人に会った)
ここは日本ではないのだ。
最近、同じグループ内での言い合いが時々ある。
皆、元々は他人だし、大人だから、こだわりやプライドがある。
2,3日のことならお互い気遣って上手く行くんだろうけど、毎日毎日、歩いてる時間以外はずっと一緒、となると、色んな思いが出てくる。
言葉も習慣も違う国だから、思い通りいかないことがたくさんある。
それを受け入れられる人、そうじゃない人がいる。
別に何も関わってなくてもなんとなく、時々イライラしてしまっている自分。
これも含めて巡礼。
ホント、これは修行だな。
最近皆疲れてる。