【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼9日目
@ベントサ

2014/05/23 ロミロミ

巡礼9日目
Ventosa(ベントサ)

朝から雨が降ってきた。しっかり雨具で身を固め、父役のカメさんと神夫婦
ゆきーたとみんなで朝は一緒にアルベルゲを出発。カメさんは早く歩いていきたい様子。
65歳だけどめっちゃパワフルで歩くスピードも速い。
カメさんとも一緒に歩いて行きたいけど、私達がこのペースで歩いていくにはちょっと辛い。

カメさんとお別れの日。偶然にもロミロミとカメさんの巡礼手帳は連番。

カメさんとお別れの日。偶然にもロミロミとカメさんの巡礼手帳は連番。

ゆきーたは「私は早く歩けない。神夫婦と歩いて行くから。」と言った。
私はここで一つの選択を迫られた気分だった。
元気に早く歩いていきたい気もする。カメさんと歩いていけば、今まで道で会った人たちとも同じペースで歩いていける。
でも、一緒に巡礼を始めたゆきーたと離れるのはなんか変だ。
それにせっかく神夫婦とも再会できたのに。

私とゆきーたは神夫妻の歩くペースに合わせ、歩いていくことにした。
歩調がゆっくりな神夫妻と歩いていくということは、カメさんとはココでお別れになるということ。
もしかしたら道のどこかで会えるかもしれないし、もう日本へ帰るまで会えないかもしれない。
道の途中で仲良くなったイタリア人もいつの間にかだいぶ先に行っていた。
連絡先は交換していたから、「もうカミーノでは会えないかも。」
とメッセージを送ったところ、「ここではとても不思議な事も起こるかもしれないよ。」
と返事が来た。
確かに私達も、もう会えないと思っていた神夫妻にも、全く連絡などしなくても再会できたからな。
でも、この道では一期一会の気持ちで人と話すようにしようと思った。
多分、私達の人生もそうなんじゃないかと思う。
いつか終わる日が来ることは分かっていて、一瞬の時を大切に思って過ごしていかなきゃいけないんだろうな。

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