ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ022回】
それぞれの巡礼、
帰国後の再会

~巡礼を終えて日本から~

・一度は離れたけど、日本で再会。カメさん再登場!
・自分と向き合い、一人で歩く事が目標であったが、実際は多くの人と関わりながら歩いていた
・カメさんの巡礼当初の目標は達成されたのか
・フィステーラまでの道で出会ったイタリア人、カナダ人の話
・途中でカミーノに飽きてきたこともあった。
・カミーノの後もスペイン旅行を楽しんでいました
・ポルトガルのポルト、スペインのサンセバスチャンなど
・カミーノ後にもビックリな再会
・カメさんのロマンス話と今回の旅の一番の後悔
・カミーノで得た宝
・また次にカミーノを歩いてみようと思うか

ラジオ放送
音声

【恋スパラジオ021回】
歩くことは”生きる事”
カミーノ最終日

~サンティアゴ・デ・コンポステーラより~

・フィステーラからムシアまでの道について
・北スペインで見つけた、透き通る綺麗な海
・静かで可愛い海辺の街ムシアとCosta da Morte(死の海岸)と呼ばれる荒海
・聖母マリアが舟に乗って現れたという場所、舟の聖母教会
・ムシアの見晴らしのいい丘
・全てやりきった後の二度目のミサ、二人がカミーノを振り返る
・ゆきーたが再生をしたいと考えた理由
・カミーノでシンプルな生活ができた事が印象的
・最後までリュックを軽くすることが出来なかったロミロミ
・沢山の巡礼者と関わる事で学んだもの
・「これが私達の巡礼です。」

ポルトの街で見つけた矢印

【巡礼日記 by ロミロミ】
巡礼55日目
@ポルト

2014/07/07 ロミロミ
Porto(ポルトガル、ポルト)

巡礼の旅を終えて、今はポルトガルに移動した。
7月5日、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街にさようならを言って、
そこからゆきーたとも離れ離れ。それぞれの道を進んだ。
久しぶりに電車に乗ったなぁー。

ポルトの街で見つけた矢印

ポルトの街で見つけた矢印

ポルトというポルトガル第二の都市に来て、一人、カミーノを振り返る。
というか、勝手に思い出してしまう。
私はカミーノを外れ、今は巡礼者とは言わないかもしれない。
誰もブエン・カミーノ!と声をかけてはこない。
(それでもここはカミーノのポルトガル人の道という巡礼路の通過地点の街でもある。)

ホステルに泊まっているけど、今までのように門限もないし、
21時に部屋に入ったら電気が消えていたということもない。
ホステルの宿泊者は0時を過ぎても起きているし、朝だってゆっくり。
シャワーのお湯もそれなりに出る。
やっとワールドカップもテレビでゆっくり見れる。
ポルトの街は都会らしく、外で学生たちが騒いでいる。
いかにも楽しい世界。

でもなんだかボロボロの服を着た巡礼者達が懐かしくって、この日記を開いてみた。
一緒に歩いた人たちは今頃どうしているんだろうな、なんて考えている。
日記を始めから読み返した。
始めの方、なんだか青くさいなぁ~!
それがどんどん濃くなってきて、そして私達がどんどん疲れていっているのがわかる。
そうそうゆきーたは本当にいつ離れて行ってしまうんだろうと思っていたんだよね。
そのうちには私一人で収録もしなきゃいけないんじゃないかと覚悟していたんだもん。

私は5月24日、VENTOSAのアルベルゲで出会ったオスピタレラのお蔭で皆と歩いていく事を決意していた。
だからブルゴス辺りでの最高潮の疲労感やストレスの後も何とか軌道修正をした。

だけど神サエコはサンチャゴで言ってた。
「まさか本当に最後まで一緒に来てもらえると思わなかったよ。」
時々サエコさんのサンチャゴで抱き合った時の顔を思い出す。
マサナオさんの男泣きを思い出す。
BDさんがいつも記録にと、私達を撮っていたビデオを撮る姿を思い出す。
みんなの歩き姿を思い出す。

今は電車に乗ったっていいし、毎日重いバックパックを背負わなくったっていい。
今までは全てをシャンプーだけで洗っていたけど、今日はリンスも買っちゃった。

だけど、カミーノが恋しくて日記を書いた。
バックパックにつけたホタテ買も、ボロボロの靴も、しゃれっ気のない服も巡礼者の証。

あの時間は恋しいけど、もう二度と同じ出来事は起こらない。
例え今後同じメンバーに会えたとしても、あの時間に同じように戻ることはできないし、再現することはできない。

だから私はカミーノのこと、しっかり自分の中に閉まっておく。
新しい時間を、これからの時間を、道を大切にまた進んで行きたいと思う。
そして、これで私達の巡礼日記は終わりとしよう。

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【恋スパラジオ020回】
カミーノで役立つ
スペイン語

今回はカミーノ用語特集!
スペイン語を全然知らなくても、バルやアルベルゲで知っていたらもっとカミーノが楽しくなるスペイン語を紹介します。

〈バルで使えるスペイン語〉

〜飲み物〜

・ビールを頼んだのに水が出てきた話
ビールを下さい!una cerveza por favor!
(生)ビールを下さい。una caña por favor!
・カミーノに欠かせないワイン vino
赤ワイン=vino tinto 白ワイン=vino blanco
・りんご酒 sidra バスク、アストゥリアス地方でお楽しみあれ!
・オレンジジュース sumo de naranja
生絞り=natural フレッシュな搾りたてを飲むのがうまい。
・ビールのレモンジュース割りcerveza con límon
別名clara(クララ)カメさんも大好きなクララ。
さっぱりしていてカミーノで疲れた身体にピッタリ。
・スーパーマーケット supermercado カミーノでの楽しみな場所。
・カフェオレ café con leche leche=牛乳
毎日飲みたいカフェコンレチェ。エスプレッソコーヒーに温かいミルクをたっぷり注いだもの。ペレグリーノ(巡礼者)で飲まない人はいないでしょう。
・エスプレッソ café solo
・アメリカンコーヒー café americano
・アイスコーヒー café con hielo hielo=氷
・コラカオ Cola Cao 懐かしいミロ風の飲み物 スペインで大人気 熱いミルクと混ぜてね。
・水 agua
バルやレストランでは水を頼むと、通常はミネラルウォーターが出てきます。水道水が欲しい時はagua del grifoやvaso de aguaと伝えるといいです。

〜食べ物〜

・スペイン風オムレツ tortilla 安くてお腹持ちもいいのでペレグリーノの味方
・サンドウィッチ bocadillo 日本では高価な食材もスペインでは安く作れます。
チーズ= queso ハム= jamón
・100g下さい。(計り売りの食材を頼む時に便利なフレーズ)cien gramos, por favor.
・オリーブの実 aceituna
とても安くてサラダにも欠かせない。スーパーのオリーブコーナーの広さにビックリ。
・タコ pulpo
パプリカパウダーがかかっているのがスペイン流 ガリシア州メリデのpulpoが有名
・ムール貝 mejillones
主にガリシア州に入って目にする事が多い
・マス trucha a la navarra
マスに生ハムを挟んで焼いたもの。ナバラ州の郷土料理として有名
・タルタ・デ・サンティアゴ trata de Santiago
“聖ヤコブのケーキ” ガリシア州に入るとよく見かけるようになる。素朴な甘さと美味しさ♡
・デザート postre
巡礼者メニューについてくることがある。その場合4種類くらいの中から選べることが多い。
プリン=flan フルーツ=fruta アイスクリーム=helado ケーキ=tarta
・巡礼者メニュー menú del peregrino
基本的には巡礼者のみが注文できるもの
・一般的なコース munú del día
誰でも注文出来る、本日のランチセットといった感じ
・朝食 desayuno
カミーノの途中のバルでdesayunoをしてから、歩き始めスタートという巡礼者も多いです。
・コースメニューで選べるお肉の単語
pollo=鳥肉 cerdo=豚 vaca=牛 lomo=ロース肉
・サラダ ensalada 定番はミックスサラダ=ensalada mixta

〜食事の量〜
・大皿 ración シェアするくらいでちゅうどよいか、男性ならraciónでもいいかも。
・小皿料理 tapas.
日本のスペインバルでももうすっかりおなじみ。一皿ならtapa 複数枚ならtapasとなります。 バスク地方ではpinchosと言われており、串に刺したつまみ料理がカウンターに並んでいます。

〈アルベルゲで使えるスペイン語〜〉

・洗濯機 lavadora
ほとんど有料なことが多いです。アルベルゲ利用の巡礼者は手洗いが多いけど、たまに洗濯機を使うとスッキリ出来ます。
・乾燥機 secadora
雨が多いガリシア地方や、雨の続く日にはとても便利。これも洗濯機とは別で有料。
・キッチン cocina
自炊派はこれがあるアルベルゲを中心に泊まれば節約できます。
・リュックサック mochila
巡礼になくてはならない。特に次の地点までリュックサックを運ぶ人は必要な単語。リュックサックがどこに配達されたかわからない時はmi mochila(私のリュックサック)と困った顔で伝えれば一緒に探してくれるかも。
・靴(スポーツシューズ)botas
アルベルゲは脱いでから入って下さい。と言われることもしばしば。
・Wi-Fi スペインではウィーフィと呼びます。
アルベルゲやバルなどでウィーフィがあるか聞く時に便利

〜巡礼者同士の言葉〜

・よい道を buen camino
使わない日はない言葉
・前へ!ultreia
フランス人に教えてもらいました。知ってるとちょっと通っぽいかも。
・少しずつ poco a poco
歩くのに疲れて辛い時に、これを聞くと励まされます。万国共通の思いです。

Cee(セエ)の町

【巡礼日記 by ゆきーた】
巡礼52日目
@サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2014/07/04 ゆきーた

Santiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

全部歩いて今日、再びミサへ。
なんと今日もボタフメイロをみることができた。
シスターの歌声と、天井からさす光、ボタフメイロを振る6人の男性。全てに感動、そして淋しい気持ち。
今日は最後の収録。

Cee(セエ)の町

Cee(セエ)の町

よく考えたら、今までタラタラ喋ってしまっていたけど、あれでよかったのだろうかと今更心配になる。
ロミーは最初にサンティアゴに到着してから、2日に1回くらいのペースで「ゆきーたがいついなくなるやらと思っていたけど、ここまで来れてよかった」と言っていた。
そうか。私、そんなにいなくなりそうだったのか。
ロミーが何回も言うんだから、よっぽどだな。心配をおかけしまして、すいませんでした。

確かにレオン直前に、逃げ出したいピークを迎えて眠れなかった。
矢印も、団体生活も、英語にもイライラしてた。1人でどこかに行って、1週間くらいしたら再開しようかな、とか考えてた。
でもレオンで色んな人に助けられて、気持ちの切り替えができた。
しばらくは、相変わらず団体生活と英語がストレスになっていたけど、我慢できない程ではなくなった。

人と人はねぇ、ある程度の距離が必要なんだと思うのですよ。
一緒にいすぎると、良いところがぼやけてしまうことがあるから、少し隙間をあけることが大切なんじゃないか、と私はこのカミーノで実感しました。
まーとにかく歩けてよかった。
皆で一緒に歩けてよかった。
レオンで逃げてたら、一生ロミーとまともに顔を合わせられなくなってたと思うよ。
そうなるのが嫌だったからがんばった。
おかげで大好きな人達と、その後色んな思い出を作ることができた。
「巡礼で出会う人は特別な人」
逃げようとしてたとき、友人にもらったメールに書いてあった。
その時は、「知らん!そんなもん!」と思っていたけど、今となっては、本当にそうだと思う。

出会えた人、皆に感謝感激でいっぱいです。
辛いこと、楽しいこと、おいしいもの、キレイな景色。
たくさんの出来事を大好きな人達と共有できてよかった。
今振り返れば、こんなに幸せな49日間ってなかなかないよねー

自分の限界、弱いところも知れたし、なんとか復活できたし、とにかく1人にならなくてよかった。
1人は悪いことではないけど、今回の巡礼には、友達と仲間が必要不可欠でした。
「巡礼」は、私にとって「生きる道」。
ヤコブ様は、私にそれを教えてくれたんだろうな。