ハゲタカのえじき / Hol’s der Geier

レビュー記事かやおすすめ☆8以上かや好きなんですけど☆8以上開拓者おすすめ☆8以上開拓者好きなんですけ度☆8以上
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デザイナー: Alex Randolph
アートワーク: Wilfried Gebhard, Björn Pertoft
出版社Ravensburger, AMIGO, Möbius Games(cited from)
参照 BoardGame Geek

ハロー。マイネーム・イズ・バッティング。(NEZ)

ボドゲレビュアーズによるオススメ度の一覧と平均値

NEZ
NEZ

バッティングと言えばハゲタカ!これを経験したら、次はゲーマーじゃんけんだ!!

かや
かや

バッティングゲームの名作!とりあえずボードゲームはじめての人にはコレ。

えんづ
えんづ

これでもか!!と削ぎ落とされたルールでめちゃくちゃ楽しいバッティングゲーム。

NEZおすすめ度:7 out of 10 stars (7 / 10)
かやおすすめ度:8 out of 10 stars (8 / 10)
えんづおすすめ度:9 out of 10 stars (9 / 10)
Average:8 out of 10 stars (8 / 10)

各レビュアーによる個別レビュー

NEZのレビュー

バッティングと言うシステムの代名詞。

ボードゲーム界隈で『ハゲタカみたいなルール』と言えば、「あー、なるほどね。」となるミスター・バッティングゲームです。

ゲームはいたってシンプル。毎回、全プレイヤー同じ構成の手札から1枚カードを同時にプレイして、一番大きい数字を出したプレイヤーが場の得点カードをゲットします(得点カードの中にはマイナスもあり、その時は一番小さい数字をプレイしたプレイヤーが獲得になります)
これだけだとただの数字比べなのですが、このゲームではそこに「同じ数字をプレイしたプレイヤーは得点カードを獲得できない。」と言うルールが加わります。このルールにより、ただ大きい数字を出すだけでは上手くいかない状況が生み出され、プレイヤー間での思惑が大きく絡んできます。
この得点カード欲しいから12くらい出したいけど、バッティングするかもしれないから11くらいで勝負!」みたいな駆け引きですね。手札はユニークで一度使ったら捨て札になるので、後半はある程度予測をつけながらのプレイングが出来たりもします。

プレイ時間も30分かからないのですが、その割に考えどころはあって、お手軽な心理戦が楽しめる良いゲームだと思います。

余談ですが、これに慣れたらボードゲーマー達の中でスタートプレイヤーを決めるのに使う「ゲーマーじゃんけん」にもトライしてみましょう!これは、ハゲタカと同様にじゃんけんをして、同じものを出したプレイヤーを除いていき、残った人達でじゃんけんの勝敗を決めます。多人数でも1、2回で決着がつくのでオススメです。

こんな人におすすめ

老若男女誰にでも。

ルールの複雑さ:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
運の要素:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
おすすめ度:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
自分は好きですけ度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)

かやのレビュー

シンプルかつ簡単に盛り上がる定番ボードゲーム

はげたかのえじきはカウントできるタイプのバッティングゲームで、バッティングってどちらかといえば苦手です。だってかぶると、めちゃくちゃ悔しいジャン・・・・でもこのゲームは好きです。ほどよくシンプルなルールで数字を出すだけ、そこが渋くて好き。

競りゲー×バッティングは苦手なのに、カウント×バッティングは割と好き・・・どちらも心理戦だとは思うんだけどカウントのが可能性を絞り込めるし好きなんですよね。

手札は1~15の数字のカードで、15枚のカードを全プレイヤーが一斉に公開して数字の大きさ比べをします。
もし同じ数字がでればその数字は数比べに参加できません。

毎回得点カード(はげたかカード)を1枚ずつオープンして

得点がプラス(1~10)の場合
最も大きい数字のカードを出したプレイヤーが得点カード(はげたかカード)を獲得します。

得点がマイナス(-5~-1)の場合
最も小さい数字のカードを出したプレイヤーが得点カード(はげたかカード)を獲得します。

1ゲーム15分、2~6人で遊べてはじめてボードゲームカフェに来た人や、
はじめて購入するボードゲームにとても良いと思います。

実際に、本屋・家電店など最近はボードゲームを取り扱うようになった店舗で販売されているのをよく見かけます。
なんとこのゲームは1988年に発売されて30年以上も定番ゲームの座についているんです。
30年以上も愛され世界中で売れ続けるなんて、ボードゲームって夢があるよね。

こんな人におすすめ

はじめてボードゲームカフェに来た人

ルールの複雑さ:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
運の要素:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
おすすめ度:8 out of 10 stars (8.0 / 10)
自分は好きですけ度:9 out of 10 stars (9.0 / 10)

えんづのレビュー

シンプルで悩ましい数字比べ

このゲームは、自分の手番にカードを1枚出すだけというすごくシンプルなゲームです。なのにこんなに悩ましくて楽しいんだからこれ作った人ほんと天才ですね。

場に出た得点カード(マイナス5〜プラス10)を、1〜15の自分の手札を使って獲得していきます。

いっせーので手札からカードを一枚出して、プラス点のときは1番大きい数の人マイナス点のときは1番小さい数の人が得点カードを獲得できます。

このままではただの数比べですが、同じ数字が出ると脱落するというルールが加わることで、単純ながらも非常に悩ましいゲームになります。

この場合、7と10がかぶってるので2を出した人が6点取れます。

ルール説明もとても簡単で1ゲームも短かく、それでいてちょろっと悩みどころがあるという、ボードゲームを初めてやる人にも張り切っておすすめできるゲームです。

2人〜遊べますが、これはぜひマックスの6人でわちゃわちゃ楽しみたいゲームですね。

こんな人におすすめ

ボードゲーム初めての人
ボードゲームを布教したい人
サクッと楽しみたい人

ルールの複雑さ:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
プレイヤー間の駆け引き:7 out of 10 stars (7.0 / 10)
運の要素:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
おすすめ度:9 out of 10 stars (9.0 / 10)
自分は好きですけ度:8 out of 10 stars (8.0 / 10)
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